由流里舎農園

歯科医師(歯学博士)・野菜ソムリエの島谷浩幸がお届けする気ままな農天気ブログ

今朝のゆるり話…野菜ソムリエ流・農作物談義、其の弐。

2023-11-03 09:41:02 | 日記

今朝もちょっと趣を変えまして、

野菜ソムリエである私が気ままに農作物について語ります。

 

今日は祝日・文化の日。

朝からゴロゴロとゆるりと過ごしております。

 

 

 

さて。

前回は大阪産のレモンのお話などをしましたが、

今朝も引き続き、私が住んでいる大阪の農作物について。

お隣の京都では「京野菜」が有名ですが、

大阪にも「なにわの伝統野菜」がありますね。

 

もともと大阪は江戸時代には「天下の台所」と呼ばれていたように、

古くから食文化が栄えて独自の野菜が文化を支えてきました。

 

府のサイトによると、そんな野菜の中から、

概ね100年前から府内で栽培され、大阪独自の品目、品種であるなど、

いくつかの基準をクリアしたものが「なにわの伝統野菜」と呼ばれます。

 

 

 

最近で言えば、令和5年5月から「馬場なす」などが加わり、

現在21品目が選ばれています。

ちなみに、この写真。

わが家でいつも麻婆豆腐などの料理で利用している辛〜い鷹の爪ですが、

左の方のラベルに書いてあるように大阪府堺市産のもの。

この「堺  鷹の爪」も「なにわの伝統野菜」の一つです。

 

 

 

その他、主な「なにわの伝統野菜」をいくつか挙げてみますね。

・難波葱(なんばねぎ)

・毛馬胡瓜(けまきゅうり)

・金時人参

・天王寺蕪(てんのうじかぶら)

・田辺大根

・碓井豌豆(うすいえんどう)

などなど、金時人参はお節料理でもお馴染みです。

 

近所のスーパーでは野菜売場に「地元産野菜」のコーナーがあり、

そこで大阪、奈良、和歌山などの野菜を購入できます。

季節により、「なにわの伝統野菜」も置いてありますね。

 

おっと、今回もちょいと長くなってきました。

また続きなどは後日ということで。

 

コメント
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