今朝もちょっと趣を変えまして、
野菜ソムリエである私が気ままに農作物について語ります。
今日は祝日・文化の日。
朝からゴロゴロとゆるりと過ごしております。
さて。
前回は大阪産のレモンのお話などをしましたが、
今朝も引き続き、私が住んでいる大阪の農作物について。
お隣の京都では「京野菜」が有名ですが、
大阪にも「なにわの伝統野菜」がありますね。
もともと大阪は江戸時代には「天下の台所」と呼ばれていたように、
古くから食文化が栄えて独自の野菜が文化を支えてきました。
府のサイトによると、そんな野菜の中から、
概ね100年前から府内で栽培され、大阪独自の品目、品種であるなど、
いくつかの基準をクリアしたものが「なにわの伝統野菜」と呼ばれます。
最近で言えば、令和5年5月から「馬場なす」などが加わり、
現在21品目が選ばれています。
ちなみに、この写真。
わが家でいつも麻婆豆腐などの料理で利用している辛〜い鷹の爪ですが、
左の方のラベルに書いてあるように大阪府堺市産のもの。
この「堺 鷹の爪」も「なにわの伝統野菜」の一つです。
その他、主な「なにわの伝統野菜」をいくつか挙げてみますね。
・難波葱(なんばねぎ)
・毛馬胡瓜(けまきゅうり)
・金時人参
・天王寺蕪(てんのうじかぶら)
・田辺大根
・碓井豌豆(うすいえんどう)
などなど、金時人参はお節料理でもお馴染みです。
近所のスーパーでは野菜売場に「地元産野菜」のコーナーがあり、
そこで大阪、奈良、和歌山などの野菜を購入できます。
季節により、「なにわの伝統野菜」も置いてありますね。
おっと、今回もちょいと長くなってきました。
また続きなどは後日ということで。