11月2日(土)、福島県会津若松市において開催されました、「第12回福島県会津空手道選手権大会・第10回型競技錬成大会」に、今年も参加させていただきました。
「福島県会津空手道選手権大会」は、極真空手道連盟 極真館 福島県支部が主催されている大会で、私ども新武会は、平成16年の第3回大会から毎年参加させていただいています。
例年は、組手競技のみの大会でしたが、今年は、「第10回型競技錬成大会」も同時開催されるとのことで、新武会からは組手競技の会津大会に10名、型競技の錬成大会に9名が出場させていただきました。
まず午前中は、型競技錬成大会です。
壮年女子の部には、S初段とN1級の2名が出場しました。
S初段は、予選2位、決勝で逆転し、優勝することが出来ました。結果は優勝ですが、内容的にはまだまだです。更なる精進を期待します。
また、N1級は予選3位、決勝では、緊張からか技間違いをして失格となってしまいました。悔しいことと思いますが、これが今の自分の実力なのだと受け止め、更にがんばってほしいです。
中学生男子の部には、中学1年のF初段が出場しました。予選を勝ち上がり、決勝進出、結果は3位入賞でした。F初段は、真面目な性格でこつこつと地道に稽古をこなすタイプ。その努力が、着実に実ってきています。更なる精進を期待します。
小学生高学年男子の部には、H2級、R3級、S3級の3名が出場しました。
H2級とR3級は、ともに予選2回戦で、S3級は予選1回戦で敗れ、決勝進出はなりませんでした。皆着実に力を付けてきていますが、試合では対戦相手が一枚上手でした。これからも地道に稽古を積んで行ってほしいと思います。また、R3級は、数日前から体調を崩していたとのことで、無理をしての出場でした。試合に向けての体調管理も、試合の1部です。今回のことを忘れず、体調管理にも気をつけてほしいと思います。
小学生中学年男子の部には、H3級、R4級の2名が出場しました。
H3級は、予選を勝ち上がり決勝進出、決勝では残念ながら5位と入賞には一歩及びませんでした。H3級は、普段の稽古を見ていても、体幹が少し弱いように感じます。基本稽古や基礎的な補強に、さらに真摯に取り組み、体幹の弱さを克服してほしいと思います。
R4級は予選1回戦は勝ち上がったものの、2回戦で敗れました。ただ、私の目には僅差だったように感じます。R4級も着実に力を付けてきています。更なる精進を期待します。
小学生低学年男子の部には、K6級が出場しました。
K6級は、予選を勝ち上がり決勝進出、決勝でも力強い型で見事優勝しました。K6級は、先天的な足腰の強さを持っており、それが力強い動きの源となっていると感じます。普段の稽古の際、集中力を欠くときがあるので(まだ小学2年生ですので、仕方ないのでしょうが…)、さらに真摯に稽古に取り組んでほしいと思います。
以前にも書きましたが、型上達のためには、「総合的な稽古を地道に積んで行く」ことが、とても重要だと思います。その場基本稽古、移動稽古、型分解、ミット打ち、約束組手、自由組手…。これからも、「総合的な稽古を地道に積んで行く」稽古を指導していきたいと思っています。皆の更なる努力、精進を期待します。( ~その2~ につづく…) I 初段 決勝演武 「征遠鎮」
K6級 決勝演武「平安そのⅠ」