夜が白むあたりに聴く鳥の鳴き声と名前がなかなか分らない。
低山や田畑に近いところに棲んでいる鳥でよく見かけるのが
、コジュケイ、鶯、ホオジロ、メジロ、コガラ、シジュウカラ
くらいだろうか?鳴き声からその紋様や仕草が思い浮かぶのは。
先日は北側の網戸を開けておいたら、キセキレイがふだん使用
しない和室に一羽迷い込んでいた。蝙蝠が迷い込んできた時の
ようにバタバタ暴れまわったりしない。なにか諦めてジッとし
ている。網戸をそっと大きく開けて窓側へ追いやったら、上手
に逃げてくれて安堵した。
また先日は七沢付近の畑の脇で夏空へホバリングを繰り返して
いる雲雀を久しぶりに見かけた。雉の類も都市の周辺では全く
見かけなくなったが、今年は伊勢原から平塚の方へ南下する、
未だに野川の面影を残している渋田川沿いの畑地でメスの雉を
発見する。黙っていても鳥達と至近距離で親和する自分もいよ
いよ、ピエロ・デラ・フランチェスカが描くアッシジの聖人に
近い境地へやってきたのかとニンマリする。
早朝に喩えようのないハッピーな鳴き声を繰り返す真茶色の鳥
が図鑑でようやく分った。「カワラヒワ」だ。
都市近郊の公園から山里を根城にする雀よりも大きな鳥である。
この鳥は嘴が大きめで草の実や向日葵の種を割って啄ばむらし
い。夏が来てホトトギス、ホオジロ、カワラヒワの複雑なる囀
りを耳にする生活はやはり幸福の一類型だと思っている。
チャーリー・パーカーがあのダイヤル盤のセッションの中で偏執
的に「オーニソロジー(鳥類学)」という曲を何度も繰り返したのも
やはり、彼は鳥になりたかったのだろう。
低山や田畑に近いところに棲んでいる鳥でよく見かけるのが
、コジュケイ、鶯、ホオジロ、メジロ、コガラ、シジュウカラ
くらいだろうか?鳴き声からその紋様や仕草が思い浮かぶのは。
先日は北側の網戸を開けておいたら、キセキレイがふだん使用
しない和室に一羽迷い込んでいた。蝙蝠が迷い込んできた時の
ようにバタバタ暴れまわったりしない。なにか諦めてジッとし
ている。網戸をそっと大きく開けて窓側へ追いやったら、上手
に逃げてくれて安堵した。
また先日は七沢付近の畑の脇で夏空へホバリングを繰り返して
いる雲雀を久しぶりに見かけた。雉の類も都市の周辺では全く
見かけなくなったが、今年は伊勢原から平塚の方へ南下する、
未だに野川の面影を残している渋田川沿いの畑地でメスの雉を
発見する。黙っていても鳥達と至近距離で親和する自分もいよ
いよ、ピエロ・デラ・フランチェスカが描くアッシジの聖人に
近い境地へやってきたのかとニンマリする。
早朝に喩えようのないハッピーな鳴き声を繰り返す真茶色の鳥
が図鑑でようやく分った。「カワラヒワ」だ。
都市近郊の公園から山里を根城にする雀よりも大きな鳥である。
この鳥は嘴が大きめで草の実や向日葵の種を割って啄ばむらし
い。夏が来てホトトギス、ホオジロ、カワラヒワの複雑なる囀
りを耳にする生活はやはり幸福の一類型だと思っている。
チャーリー・パーカーがあのダイヤル盤のセッションの中で偏執
的に「オーニソロジー(鳥類学)」という曲を何度も繰り返したのも
やはり、彼は鳥になりたかったのだろう。