三ヶ月ぶりの大和骨董市、寒気が流れてきてしのぎやすい骨董市日和だ。家との途中に位置する相模大塚の広い里山公園「泉の森」へ帰り道に寄れるように70CCバイクの出番だ。骨董市というのは不思議なもの。意気込んで向かうとたいてい肩すかしにあう。今回はお昼までの3時間を西側の遊歩道に限って無欲に歩いてみる。おかげで目の疲労がない。
今回は駄もの、普段使い品の好物と出会えた。鉄絵の大きな湯飲み茶碗、直線の枝の描きに力感が溢れている。胴周りの膨らみも好みだ。この類なら何個あっても飽きることはない。シュガーポットでも珍味入れにも向く蓋付きマルチポットは横縞の色どりが素晴らしい。沖縄の壷屋風お猪口、これも青呉須の滲み具合がいいから、お猪口コレクションに追加する。
他の二点を加えると合計4000円也。帰り道の「いずみの森」は枯葉の季節だ。「ナンキンハゼ」の落葉、桜の葉もたくさん小道に積ってサクサク踏みしめると気分がよい。しばらく初冬の空気を吸い込んでから、ジャズを聴くために家路につく。
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