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瓢亭の半熟卵

2009年03月18日 | 食べ物・料理
桜のつぼみも確実に膨らんできていますね。服部です。
3月7-8日家族みんなで(義母、夫、長男夫婦と次男と)京都に行ってきました。一昨年の暮れに亡くなった義父の納骨(東本願寺御本山に)のためです。こんなメンバーでの京都行はきっと最初で最後でしょうね。御本山へのお参りももちろんですが「みんなで楽しく過ごすことが義父の供養にもなる」などと言い訳をして、いっしょにおいしいものを食べに行ったり、錦市場見学&買い物をしたり。

8日(日)の朝はみんなでイノダコーヒー本店へ朝ごはんを食べに。ここのレトロな雰囲気がなんとも言えません。早く行かないと混むし 6人いっしょに座りたいので開店早々に(朝7時開店です)ダッシュ!ここへ歩いて行かれるところにホテルを取っておいたのです。



イノダなんかに興味のない義母も孫たちといっしょに朝食がしたいらしく いっしょに来てくれました。朝早くから御苦労さまでした。私の朝ごはんはフレンチトーストと「アラビアの真珠」というイノダ名物のコーヒー。普通はミルクとお砂糖を入れて出されるのですが 私は砂糖抜きを注文。これで正解でした。お砂糖をかき分けかき分け食べるフレンチトースト。

息子の妻のTちゃんの注文はケーキ(!)とエスプレッソ。朝の7時からケーキ??と驚く一同でしたが イノダにはちゃんとありました。8時前に店を出る時にはもう店の前に行列ができていました。



イノダの帰り 堺町通付近をぶらぶらしているとこんな面白い看板が。朝から笑えました!関西方面に来るといつも笑ってしまうのが回転寿司の「あきんど」(!!)というネーミング。どこからこんなの思いつくんでしょう!そのほかにも面白いのがありそうですね。


無事に納骨を済ませてから みんなでランチは南禅寺のそばの瓢亭別館で。
おかゆと半熟卵が有名ですね。どんなものやら興味津々で食べてみた半熟卵ですが卵の白身の方にはまったく味が付けてなくて 柔らかい黄身の方にだけ醤油の味がつけてありました。次男はまったく有難がらず、「なんだ、ただのゆで卵じゃないか、かあちゃんの煮卵の方がうまいぞ。」などと申します。この発言も興ざめでしたが、残念ながら、正直なところ 私にも特別の感動がありませんでした。

ここの料理の素材選びや包丁の冴え、器のセンスのよさ、着物を着た仲居さんのサービス、別館とはいえ「瓢亭」というブランドなどを加味しても もう一度行きたいかどうかは微妙、、お粥も苦手だし。

前日嵐山で京都の友人と懐石料理でランチしてきた義母も「昨日もこんなの食べた」という興ざめな発言。旬の野菜や季節の魚介類は共通しているのですから和食はどこで食べても同じようなメニューになってしまうのかもしれませんね。ああ、やれやれ。



帰る前に錦の市場へ。今回は有名な「まるやた」の焼き穴子を買ってみました。大きな穴子とはいえ、一匹で1300円というのでちょっと迷いましたが、まあ、話の種にと買ってしまいました。店員の応対はお粗末。穴子鮨を食べに来た客への応対も横柄だと感じました。穴子はなるほどおいしかったのですが1300円はちょっと高いのでは?後から調べたら愛想の悪さでも有名な店らしいですね。高くても、こんな応対でも、ありがたがって買いに来る客がいるのだからいい商売です。私はもう買いません。



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4 コメント

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東本願寺御本山 (今枝)
2009-03-22 17:14:46
10年程前に、我が家も義母の納骨に日帰りで行ってきました。
義父、主人、主人の姉二人と一緒に。
11月末でちょっと早かったけど、大徳寺の紅葉を見て、梅の花で豆腐料理を食べてから納骨に行ったように思います。
あまり記憶がはっきりしていませんが・・・
早いものですね。
このメンバーでの京都行きは最初で最後になりました。
この半熟卵のお店の名前はなんと読むのですか?
あちこちで日本料理を食べ歩くとどうしても同じ様な味になってしまいますよね。
イノダのレトロな雰囲気はいいですね。
機会があれば、行ってみたいです。
18日に木曽川河畔をドライブしてたら、あちこちで桜が咲いていました。
桜の里という名所でもあります。
4月になったら、根尾の薄墨桜を見に行き、近くの温泉へ入ってこようと、主人と計画しています。

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瓢亭は「ひょうてい」と読みます。 (服部)
2009-03-22 22:39:35
恭子さん、

コメントありがとうございます。
瓢亭の半熟卵のことが気になり始めたのはもう数十年前のことだったと思います。なにかの雑誌の特集で有名人(芸能人)が有名なレストランや料亭の名物料理を真似して作ってみるという企画があって だれかがこの瓢亭の半熟卵に挑戦しているのを読みました。「簡単そうで意外に難しい」料理、、ということでしたね。その後谷崎潤一郎の「細雪」を読むようになると 主人公の姉妹がこの瓢亭に行く場面があって また興味をそそられました。もともとは気楽な茶店みたいなものから出発したらしいのですが ここ数十年は一流の料亭として有名になっているようです。別館は本館のすぐとなりにあり 気軽に行くことができます。
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行ってきました (浦口)
2009-03-29 11:08:42
 先日(28日)高速バスで 徳島へ行ってきました。 徳島は絶対に車がないと移動できない地域だということで、徳島から、路線バスに乗ること30分!! 石井町の中央公民館まで、三味線を抱えていきました。  
 帰りも高速バスで 大阪に着いたら日もとっぷり暮れた21時30分ころでした。 そこからJR福知山線で 三田まで、、、 家にたどり着いたのは、22時35分でした。明日には、宅配で送り返した和服一式が戻ってきます。 またお洗濯よ。 うちも大抵田舎ですが、負けた! 
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大変でしたね。 (服部)
2009-03-29 14:13:27
妙子さん、

なにかのイヴェントがあったのでしょうか?徳島県の石井町ってどこかしらと思って先ほど徳島の地図を見てしまいましたよ。徳島市のすぐ隣ですね。山の中っていうわけでもなさそうですが、、お疲れ様でした。

今日は風は冷たいけれどいい天気した。お昼ごろは風もおさまっていたので 庭先にテーブルを出して義母と夫と3人でランチ。こぶしと馬酔木、スノーフレーク,岩牡丹など白い花がどんどん咲いて私は楽しい気分でしたが義母はこういうことにはあまり興味がないので「こんなところで食べなくても、、」と顔に書いてありました。(口には出さないけど) 一度だけの人生、こういうことも楽しまなくちゃね。
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