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7年に一度の大祭、諏訪大社の御柱祭

2010年05月08日 | イヴェント
服部です。

3年程前に蓼科にダーチャを得てからよく諏訪大社を訪れるようになりました。(名古屋にも熱田神宮という有名な神社があるのですが私はめったに行くことはないのに。)諏訪大社は立派な、風格のある神社で、なんと言っても御柱(おんばしら)祭で有名ですし、ダーチャにお客様があると必ずご案内するスポットのひとつです。

今年は7年に一度の御柱祭の年なので茅野や諏訪のあたりはもう3月ごろからお祭りの気分が感じられ,街角で若い衆が集まって祭の練習をしているのも見かけました。

4月30日の夜から蓼科に出かけて、5月1日(土)はなにはともあれ諏訪大社上社に行ってみました。
上社本宮前です。



この大きな穴に御柱を立てるのです。


本宮へ続く道は紅白の幕が張られてお祭り気分。普通の家の2階も明日の里曳き見物の桟敷になるのでしょう。


町の人たちは明日の準備で忙しそう、でもなんだか楽しそう。今御柱はどこにあるのかを聞くと「御柱屋敷」で待機中とのこと、そこまで行って御柱を拝見することにしました。


「御柱屋敷」というから建物があると思ったら、、建物はなくて、安国寺というお寺の境内のようなところでした。ここに本宮用4本、春宮用4本、合計8本の大きな丸太が並べられていました。山から切り出された巨木は人力で曳かれて運ばれ、急な斜面を落とされ(これが一番有名な木落とし)、川を渡ってここまで来ました。このすぐそばが宮川と言う川です。巨木はこの川に落とされ、対岸に引き上げられるのですが、、だいたい5トンから10トンもある巨木を人力だけで4メートルの高さに引き上げるんですから実際にはこれが一番大変なのではないでしょうか?(テレビの特集で見ました。)明日はこの御柱を上社まで人力で曳いていく「里曳き」があるので町の人たちは打ち合わせや練習に来ていたようです。


御柱祭では「木遣り」という特別な歌が歌われて 御柱に乗ったり、運んだりする人たちを鼓舞します。この男性は木遣を歌っているところ。さらに「喇叭隊」もいて、勇壮な喇叭の演奏に地区別の法被を着た大勢の人たちは両手の肘を曲げ、手のひらを開いた独特のポーズで手を振り、「ヨイサ、ヨイサ」の掛け声で応じます。なんだかわくわくするシーン。普段は静かな茅野の町ですが今日はお祭りの緊張感と興奮で満ちています。


川の岸辺では子供たちの「木遣り隊」が練習していました。こんなに真剣にみんなで頑張っている地元の人たちを見ると私も応援したくなってしまいます。




続く。

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1 コメント

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凄いねえ (茨木政子)
2010-05-11 04:29:24
以前NHKの朝ドラで「かりん」とか言うのがあって、諏訪が舞台でした。その時、映像で挿入されてたな・・・。今年は、3人か4人の方が亡くなったんだったよね・・・。岸和田のだんじり祭りでも、時々、事故があるね・・。

服部さんの写真でしっかり様子がわかりました!!いつも、ありがとう!!

私は昨日(10日)は神戸の六甲教会のミサに与って、大阪城ホールで「母に感謝のコンサート」に行きました。たくさんの感動でした。4回目やそうやけど、私は3回目でした。一回目は「コマーシャル」に気付かなかったわ・・・。
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