手段の目的化

仕事をする上で時折話題になる「手段の目的化」。

どういうものが欲しいのか、どんな状態にしたいのかを考えるべきときに、「どういうことをする」かを考えてしまうこと。
アプローチ方法を限定してしまったり、どこに向かいたいのかわからなくなってしまったり。

私はハイハット購入を目的としていないだろうか。
私はハイハットを購入して、どうしたいのだろう。どうなりたいのだろう。

いい演奏をしたいのではないだろうか。
自分らしい音を出せるようになりたいのではないだろうか。
そこに自分専用のハイハットが本当に必要なのだろうか。

いや、違う。
物欲の火を沈めたいのではないだろうか。
そのためにはハイハットを購入するのが手っ取り早いのではないだろうか。

自分のハイハットがあればもっといい音を出せるのではないか、演奏の幅が広がるのではないか、練習にもより一層身が入るのではないだろうか・・・
そんな悶々とした気持ちを抱えてはよくないので、さっさと金で解決してしまうのがよいと考えることもできる。

ということで、十分に言い訳はできたのでハイハット購入を決意。