去年の9月の末
ふらっと餌場に現れたレナちゃん
顔を見るとうーっと唸るんですが
明らかに人なれした飼い猫風情
すごく痩せていて
さまよい歩いていたようです。
手術済で、迷子届けも出ておらず
脱走しそうな雰囲気もないし
きっと背景に飼い主飼育放棄などが
あったのではと考えています。
その時、イリアスとアイアスを保護していて
保護先がいっぱいだったんですが
たまたま猫邸さんに空きが出て
お願いすることができて
レナちゃんを保護することができました。
譲渡会にでるとすごく不機嫌で
休み休み参加してたのでした。
保護の家では穏やかに過ごしていました。
ケージが好きなんだそうです。
時々散歩します。
1月の譲渡会で近所の方が
譲渡会に来てくださり
レナちゃんを受け入れてくださると
うれしいお話をいただきました!
まだ引っ越し前だったので
トライアルが2月末になり
途中、レナちゃんに
会いにきてくださいました。
レナちゃんは里親さんが来てくれて
すごくうれしそうだったんです。
話をしてたら、そばに座ったり
活発に動き回って
自分に会いに来てくれたことを
分かっているようでした。
いよいよトライアル〜
一応ケージに入れたのですが
落ち着いてたのでだしました。
すると部屋中を探検して
窓際に置いた特等席のベッドにイン!
通常のトライアルとは全く違うんです。
なんの緊張もなく
まるでここを知ってたかのよう笑。
完全なる家猫なんです、レナちゃん。
分かってるニャ!
気に入ったニャ!
ここがレナのおうちにゃ!
満足したみたいです笑。
驚いたことにその日の夜
レナちゃんがこのベッドで
ふみふみしてちゅっちゅっ
吸ってるんです。
この行動は子猫がミルクを
飲むときの行為です。
子猫返り〜
保護家ではしなかった行為です。
翌日遊ばなかったレナちゃんが
遊ぶではないですか〜
私は涙がでてきました。
保護先でも大切に
お世話してもらってたんです。
でもそんなべたべた甘えることもなく
割とクールさんだね、自立してるねって
言ってたんですけど、レナちゃんは
ずっと自分を抑えてたんです。
外でひとりぼっち、お腹がすいて
どれだけ心細くて怖くて
寂しい思いをしたかしれません。
猫は私たち人間が思うよりも
ずっと感受性も豊かで
何もかも分かってるんです。
猫にこんな思いをさせてしまっては
ならないと思います。
高齢者さん、何かあった時
どうか猫のお世話を
どなたかに頼んでおいてください。
前もって準備が必要です。
急にはどうにもなりません。
また高齢の親や親戚、知人が猫を飼ってる
お家を知ってる方はどうか少しでも
気にしてかけてほしいと思います。
飼えなくなったら、
里親さんや預かり先を探しましょう。
時間をかければ必ず見つかります。
猫は何歳になってもかわいいです。
猫はひとりでは生きられません。
ぬくぬくと暮らしてた
飼い猫だった猫が外に放り出されて
外暮らしを強いられる程
つらいものはないと思うんです。
レナちゃんの気持ちを考えると
悲しくてたまりません。
最後まで猫は幸せに
猫を守ってほしいです。
なにわともあれ、今は
レナちゃん幸せです。
それがすごくうれしくてまた涙
優しい里親さんと穏やかに暮らしてくれてます。
里親さんもレナちゃんと暮らせて幸せですと
いってくれています。
猫は神様!
家を守ってくれます。
猫をもっと大事にしましょう〜
レナちゃん推定4〜5歳といわれましたが
正直、猫は何歳か分かりません。
もしかしたら10歳くらいなのかもしれません。
あとは穏やかにのんびり暮らすニャ!
このあとにおでんちゃんが里子にでました。
怖がりの小心者のおでん!
よろしくお願いします〜