YAZと私のツーショットです。
さすがに皮膚など見ますと「若鮎」のぴちぴち感、輝きがありますね。
それに引き替え私ってば、おっさん丸出しやんけ。鮎ではなくサカナヘンに『老』ですかね。ボラと読むそうですが。
まあ、YAZはうちの娘と同い年ですんで、親子ほど歳が離れてるわけですもん。しょうがないですなこりゃ。
ところで、週末の練習時、ジムに貼り出された第6回ライトスパーリングの対戦表を私と同年齢のボクサーっているのかなあと、斜めに眼で追ってみました。
さすがにいないか・・・
私、最年長じゃないか・・・と感慨に耽りながらも、ほのかに気後れもしていたところ、なんとなんと!61歳の方が参戦しているではありませんか!
かなり感動してしまいました。
その方のように鍛えていけば私、あと10年は現役でいられるかも!?
その際は自分史上「最強」となっているかも!? などと思ってしまいました。
さて、後漢書の馬援伝に「老いてはますます壮んなるべし」とあります。これは、年老いても志は堅固にして意気盛んでなければならないという意味だそうで、年老いて肉体は衰えても志は年齢に関係ないのだから、逆に年月の分だけ一層盛んになるべきとのことだそうです。
そうだよなあ、「志」だよなあ。確かに仕事には「志」を以て取り組んできたけれど、先も見えてきたことだし、会社もどうなるのかよく見えないし、
「志」を以て先に進むのもひとまず疲れたかなあ・・・
とすれば、手のひらにある人生の選択肢の中で、他に「志」を以て上を目指せるものって「ボクシング」だと確信し、老体にムチを打ちながら、身悶えたりしておるわけですな。