クラブボクシング@ゴールドジム湘南神奈川

普通、湘南辻堂といえばサーフィンなのにボクシングでひたすら汗を流すオッさん達のうだうだ話!

湘南亭朴竜の拳闘寄席 37

2020年06月18日 | ちっちゃいおっさん
あ、私、湘南亭朴竜の弟子の
湘南亭しらす
と申します。

本日は朴竜師匠がボクシングのデカい大会前に見たという夢の話を一席


当然、禁酒禁煙中の真面目な生活。

食事の量も心細いくらいの少量。


ストイックな生活を送っている反動か、寝苦しい夜に淫靡な夢をみたらしいんですよ。






師匠がある蒸し暑い夕方にスペインバルかイタリアンに行くんです。


恐らく神田辺りの雰囲気らしいんです。


師匠は油でべとついたカウンターに通されて、洗剤の濯ぎ残しのあるコップに温く臭い水と下品な緑色のメニューを渡されました。


単品オーダーはなくセットメニューのみ。


先ず血のような赤いワインの食前酒が運ばれてきました。


これが不味い、超不味い。


続いて油ギトギトべとべとの冷めてふやけたフレンチポテトが出てきました。


当然不味い!

どうしたらこんなに不味い料理を作れるのか不思議ですが、ここは文句の一つでも言っておかなければなりません。






一応、次に運ばれてくるメインディッシュについて確認しておかなければなりません。


怒りながらメニューに眼を落すとなんと!


「本日のメインディッシュ!」は


「冷やし奥様のジェノベーゼ風」


といやらしいフォントで書かれていて、昔あった「ビニ本」に出てくるような熟女モデルのヌード写真が載っているんだそうです。


「へえ~ 冷やし奥様のジェノベーゼ風かぁ。こりゃ美味そうだなぁ。」

などと感想を漏らしながら「どうやって食べたらいいの?」と聞いている夢の中の朴竜師匠。






店員は「えっとですね。よーく冷やした裸の奥様を四つん這いにさせて、後ろから腰をしっかり抱いて、バンバンパンパン!って食べると美味いっすよ!」、「へーそうなのか?じゃあ、早く持ってきて!」と何だか一人ニヤニヤする師匠。


そして残念ながら「冷やし奥様のジェノベーゼ風」が運ばれる前に、


減量中故に、なんと師匠は朝方に腹が減りすぎて目が覚めてしまったのでした。


一体、何がジェノベーゼ風だったのか、気になるのけど、残念でたまらないと師匠は一門を引き連れて神田辺りでうろつくから困ったもんです。




お後がよろしいようで





江ノ島家離岸流の拳闘寄席 36

2020年06月18日 | ちっちゃいおっさん
えー
江ノ島家離岸流でございます。
本日も拳闘寄席へお越し頂き誠に有難うございます。

ちょっと切なくなったおはなしを一席

夕方16時過ぎに京橋の辺りを歩いていましたら、身長が高く浅黒い顔のアジア人に話しかけられました。


スミマセン エー カマタハドッチデスカ?


え、蒲田? ここ京橋だから5分くらい歩けば東京駅なんで、そこから京浜東北線に乗れば30分くらいで着きますよ。


ア、イエイエ、イキタカジャナクテ、ホウコウハドッチ?


え?方向? 方向はわかんないっす。

南西の方だろうけどね〜


ア、ワカリマセンカ、ホウコウハ?


すみません、分かりません。


ア、アリガトウゴザイマシタ。


アジア人、歩くつもりだったのかなあ。


電車代くらい助けてあげれば良かったよ。


なんとなく哀しくなった夕方でした。







湘南亭朴竜の拳闘寄席 35

2020年06月18日 | ちっちゃいおっさん

えー

江ノ島家離岸流でございます。

本日も拳闘寄席へお越し頂き誠に有難うございます。


今日のお話は


小さな恋の物語


今朝の小田急線藤沢駅プラットホームでの青春物語。


藤沢駅643着。JRへの乗り継ぎのためにホームを歩いていると、女子高生が小走りで私の横を過ぎて行きました。手には可愛い封筒が見えます。


そして、私の前を歩く男子高校生の左手にその封筒を押し付けるように渡しました。


女の子は少し可愛い。


でも男の子は全くイケていない「インドア系」。「将棋部」とか「囲碁部」にいそうな奴。


ボーっとしているオタク系。


女の子には興味があるけれど自分から行動できない感じ。


放っておかれたら一生女性に縁がないってタイプ。


ま、昔の離岸流だな。


でも、今朝素晴らしい奇跡が起きました。


突然、少し可愛い女の子からラブレターを貰ったのです!


女の子は恥ずかしげにでも満足そうに新宿行き急行へ乗り継いで行きました。

ってことは違う学校なんですね。


通学路でイケてない男の子に恋をしたんですね。


で、男の子、そんなことに慣れていないタイプなので最初は何か分からなかったようなのですが、迷惑そうに(偉そうに)ラブレターを受け取り、何もなかった素振りで改札を抜けて行ったんですね。


でも離岸流は見ていましたよ。


ひと気のないところで君が嬉しそうに何度も何度もラブレターを読み返している可愛い姿を!


少年よ!女の子に恥かかすなよ!

実は前から君のことが好きだったのに君から言わせてごめんね!くらいのこと言ってやれよ!


そして、大いに恋をして人を好きになって傷ついたり悩んだりしなさいよ!


最近、少しふせぎがちな離岸流おじさんは君たちから、温かい何かをもらいました。


応援しているので頑張ってくれたまえ!