えー
湘南亭朴竜でございます
本日も拳闘寄席にお越し頂き誠に有難うございます
私、20年程前に某証券会社の結構大きな支店で副支店長を務めていたことがありましてね、本日はまだ若かった頃の馬鹿なお笑いを一席
それは私がその支店に赴任直後のことでして、カウンターに「いかにも私は芸能人ですよ~」的な典型的な変装(変装になっていないって)をした女性のお客様がいらっしゃいました
以下は部下との会話
「あれ、怪しくね?」
「朴副支店長!知らないんですかあ。姉妹で女優の石◯ひ◯りですって。」
「あ、そうなの?地味で案外わからんね。どちらかと言うと石◯ゆ◯子の方が好きかも。さあさあ、湯飲みは僕が洗っておくからさ、仕事戻っていいよ。」
「朴副支店長!その湯飲みは私が洗います!」
「いいよ~、ついでだから僕が洗うからさ。」
「またまたあ~、副支店長も同じこと考えてるでしょ?」
「⁇⁇ 何、何?」
「石◯ひ◯りが来た時は口紅ついた湯飲みを皆んなで舐めるんすよ。」
「え~、そんなことしてんの~⁉︎」
「さ、さあああ、副支店長もひと舐めどうぞー。」
「アホか!僕はやらんわ、そんなこと!」
「またまたあ、副支店長!郷に入ってはなんとやら、舐めないとこの支店の一員になれませんて!僕らも副支店長について行きませんよ。」
「いやいや、それでもやらんよ!僕は」
「な~にいってるんすか!最初に舐めていいっすから。さ、さあ~どうぞ!」
「あ~、分かった分かった、舐めます、舐めさせて下さいな」
てな流れで私もペロリといっちゃいました
う~ん、ちょっと嬉しかったりして
女性ボクサーのセコンドに付いて、マウスピースを口から取り出す際にまずそれを咥えてみてから濯ぎ、再度咥えてから「はい!マウスピース!」とリングへ送り出す名言はこうして生まれたのでした