今のところフェイス周りには全くオモリを付けない綺麗な状態。
現在テクニファイバーのTF40を非常に気に入って使っています。
正直、ここ最近使ったラケットの中では2019ブレード98と同じか
それ以上、良い感じかもしれません。
ただ何故そこまで良く感じるのかという素朴な疑問も。
という事でラケットをじっくり観察してみたら気になるところが。
今回はTF40と他のストリングパターンが18/20パターンのラケットの
ある部分、グロメットのホール形状や大きさに注目して比較をしてみます。
バボラ 2019ピュアストライク98
グロメットホールの大きさは標準的で、厚さもあるタイプ。
ダンロップ CX200ツアー
ピュアスト98と同じくグロメットホールの大きさは標準的で、厚さもあるタイプ。
ヘッド 2018プレステージMP
上記のラケットと同じくグロメットホールの大きさは標準的で、厚さもあるタイプ。
ウィルソン 2019ブレード98
グロメットホールの大きさがかなり大きいのが分かります。
テクニファイバー TF40
ブレード98と同じぐらいグロメットホールが大きいのが判明しました。
18/20パターンで面圧が高くボールを潰しやすい上に、ガットの可動範囲が広く
打感が柔らかくてガット面のたわみ量が大きくスピンもかけやすい、というのが
ウィルソンのブレード98だったのですが、どうやらTF40も同じ系統のラケット
だったようです。
両方ともグロメットホールが大きく、ガットの自由度、稼働範囲が大きいので
ガットのたわみ量が増え、ボールのホールド性が高くなりスピンもかけやすく
なっているということが今回の比較でハッキリしました。
何故TF40が打ちやすくて好印象だったのか納得です。
現在のラケットではフレームの改良や完成度を上げるのは新しいマテリアルや
製造手法が出尽くした感があるのでなかなか難しいという話も。
ラケットの性能の50%を占めるというガットとダイレクトに接しているグロメット
というパーツの重要性が上がっているのは間違いありません。
今月発売となったダンロップさんのSXシリーズも世界初?となる弾道補正機能
付きとなる新しいグロメット構造がウリのようですし、その機能がどれぐらい効果的
なのか、使ったみた方の感想などにとても興味が。