【事実に基づく物語という重み】
ネットフリックスで今月6月1日から配信が開始された
「THE DAYS」を2エピソード分、見てみました。
同じくNetflixが漫画原作を実写ドラマ化し世界中で
好評価を得たという「今際の国のアリス」を見た
時にも感じましたが、世界を念頭にターゲットにし
予算をかけ脚本も練り役者を揃えれば、映像的にも
説得力のあるしっかりしたエンタメ作品を日本でも
作れることが再確認できました。
まだ全8話のうち2話を見ただけですが、同じテーマ
を描いた映画「Fukusima50」とは雲泥の差です。
THE DAYSは情緒に流され、どこかに忖度し誤魔化す
ようなことはなく、ただ事実をじっくり淡々と描いて
いるのですが、BGMは控えめだし全面マスク越しの
映像もまるでVRのようにリアルでドキュメンタリー
ものと錯覚しそうで、見てて本当に目を逸らしたく
なるような、今まで味わったことのないような心の底
からの恐怖を感じました。
今後の3話目以降、運転員がベントの為に原子炉が
既に暴走してメルトダウンを起こしている建屋に
突入し、線量計の音が鳴り止まない中で作業をする
などの時、見ていてどうなってしまうのだろうと。
思わず徹夜して残り全部見てしまいたくなりますが
ここは一旦落ち着いて、残りのお話しもしっかり
確認し、あの時本当は何が起こっていたのか、そして
それはどうして起こってしまったのかを見届けようと
思います。
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