今日は なごやことば に 想いをはせて
なもえりのささやきだわなも・・
お時間よろしかったら お付き合いくださいませ なも
当店 なも菓の 名物看板 <名古屋言葉 方言競番付看板>
これは 方言研究をライフワークとされていた 芥子川律治氏監修のもので
昭和30年代に使われていた名古屋言葉になります
当店名物の「なも」せんべいは この方言競番付の袋に入っています
ですので 今は 使われなくなった言葉も多いのですが・・
私自身は 「そうだね」 を 「そうだなも」 と表現した語尾につける
なも言葉の 独特のやわらかい響きは 今も耳に焼き付いています
「なも」が語尾につくことで
ほんのりとして
まったりと ゆるやかに 表現されていたやさしい言葉でありました
私は 以前より この言葉を復活させたいと 願いつつも・・
今だ 実現できずですが・・
やさしい おだやかな あの響き・・
時代の兼ね合いも あるでしょうが やさしかったな・・
名古屋市の企画で この表現を 観光案内にしているところもあるようです
https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/ENJOY/TRP0003139.htm
音声データーからも聞けるので 皆様もお聴きになってみてください
以前 このブログでも紹介させていただいた
私も お手伝いに加わりました 平成4年制作の
愛知県教育委員会文化財保存ビデオの 名古屋弁を聴くことが出来ます
ので 是非お聴きになってみてください
http://www.manabi.pref.aichi.jp/contents/10000963/0/html/section_1.html
この<訪問>の場面の年配の方の話し方は 三大美言葉といわれた上町言葉そのものです
https://www.manabi.pref.aichi.jp/contents/10000963/0/html/section_2.html
<土産を届ける>の場面には 若き頃の私が・・
通常の口調より ちょっと名古屋弁ぽくしたところもありますが・・
<大須>の場面では 名古屋弁でお話しされることで有名だったあつた蓬莱軒の女将さん
大須やっこの女将さんも ご出演でした
芥子川律治先生が昭和30年代に収録されていたテープを聴かせていただいた印象は
上町も下町も やさしい印象でした
今も 御園座さんの図書館に保存されているのかしら・・
今 現在いわゆる名古屋弁といわれる きついイントネーションの言葉でなく
女性が話して やさしかった <なごやことば>・・
ふたたび 聴こえてくるといいな・・
そしたら 気持ちもおだやかに なるのでないかしら・・と・・
ちっちゃな夢を掲げてみるのです・・
ゆっくり ほんのり おはなしできることを夢見るなもえり・・
まっぺん 聴いてみたいな・・
あったかい名古屋弁・・
ちょこっと そんなことを 想ってみる なもえりでした・・