いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

ありがたさを感じる心

2004年03月28日 | 考える
食事に行った。
隣のテーブルに、家族連れが座っていた。

両親と高校生らしき息子の3人だ。
親はあれこれ息子に世話をやき、
「肉を食べろ」だの「もっと食べろ」
といった具合だ。

ふと自分の親の言葉を思い出した。
「世の中に出れば、お前のことを
 こんなに思って、こんなに気にかけてくれる人はいないんだよ」

そのころの自分は、さほど感謝もせず
「そういうものなのかな・・・」
と考えていた。

言葉ではわかっていたものの
その後にそれを実感するのにそれほど時間がかからなかった。

本当に重要なことはいつも見えない。
失って初めてその重さがわかる。
それゆえ、普段からそれを感じることが重要な
ことなのだと思う。