いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

外見と中身

2005年08月10日 | 考える
外見がよい人、つまりは容姿がよい人は本当に得なのだろうか。
単純な考えでは、やはり容姿がよいほうが得であることが多い気がするのだが、
実際はそう単純ではなく、外見に中身が伴わない、
高飛車に観られる、嫉妬で足を引っ張られる、
遠まわしに仲間はずれにされる、等々なかなかに生きにくいようである。

人は優れたものに対し羨望と嫉妬の心が渦巻くものらしい。

さて、そうして考えるとなにが一番得なのだろう。
平凡な外見に非凡な中身。
その組み合わせだろうか。

「きれいだね」「かっこいいね」と言われて喜ぶのは
なろうと思ってなった人。喜ばないのは
もともと容姿が優れている人。

平凡な人は自分が平凡であることに悩み、
容姿が非凡な人は中身が伴わないことや、
人から容姿だけで判断されることを悩む。

どっちにしても、悩みのない人生はないのだろう。

どちらかというと、外見がすばらしいことは
多くのシーンにおいて大きなアドバンテージだと思っていたが、
実際にそう言う人に話を聞くと、そうそういいものでもないらしい。

自分が今求めるものを手に入れたとき、
また、そこには足りないものが出てくるのだろうか。

そうであるならば、足ることを知るということが
その連鎖を終わらせる方法なのだろう。
コメント
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