夜道にふと見上げると、
窮屈そうにビルの谷間に昇る月。
真っ暗な空間に現れる黄金色の円。
そうか、今日は満月か。
月は自ら輝いているのではない。
太陽の光を受けて輝いているのだ。
なのに、暗闇に浮かぶ姿は明るくて、
そんなことすら忘れそうだ。
自分は生きているのか、生かされているのか。
それを知るのはまだ先になりそうだ。
窮屈そうにビルの谷間に昇る月。
真っ暗な空間に現れる黄金色の円。
そうか、今日は満月か。
月は自ら輝いているのではない。
太陽の光を受けて輝いているのだ。
なのに、暗闇に浮かぶ姿は明るくて、
そんなことすら忘れそうだ。
自分は生きているのか、生かされているのか。
それを知るのはまだ先になりそうだ。