いつかあの青空の心に

少年のころ見上げた、あの青い空。澄み切ったあの空のような心になりたいと願った。その心に近づいているのだろうか・・・

テクノロジストの条件(PFドラッカー)

2013年05月13日 | 技術経営(MOT)
なんていうか、
技術から見た世界史みたいな内容だった。

昔話題になった、アルビン・トフラーの第3の波みたいな。

長い時間軸で見たら、テクノロジーでの社会システムの変革というのはこれまでも何度かあって、
今回は労働を知識で管理する世界から知識を知識で管理する、世界へと変貌しようとしているのだ
という指摘は素直にすごいと感じた。

今や「情報」さえあればなんでもできる世界が目の前まで来ている。
3Dプリンターやバイオ技術は場所というものさえ越えるかもしれない。
情報を転送して、再現できる装置があれば、物質は転送先で再構築できるのだから。

タイピングや、単純な計算というものがコンピュータに置き換わったように、
単純作業、事務作業もそのうち機械が行うようになるかもしれない。

最後に残るのは、やはり無から創ろうとする「意志の力、創造の力」だけ、という気がした。
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安い床屋にないもの

2013年05月13日 | 考える
髪を切りにいった。

私は床屋が嫌いなので、
できるだけ行かないようにしているのだが、
3か月も経過すると、切ってもらうときに
かなりの変化があり、いつも床屋の店員に聞かれるのだ。

本当に短くするのか、と。
なんせ長髪→坊主くらいのインパクトだから、
確認するのも無理はない。

家の近くの安い床屋(1800円)に行った。
この床屋は店員がどんどん変わるし、
品質がバラバラであり、当たりはずれがやたらと大きい。
しかし、安いだけあって、いつも混んでる。

今日は雨だったため、店は空いていた。
今回は本当にいけてない感じのおじさんであった。

まず、ものすごく太っていた。ハァハァ言っていた。
隣の店員とすれ違うこともできない。

荷物と私のかけている眼鏡を受け取りはせず、
「置く場所はそちらです」
とか、言ってる。

また、使い終わった、タオルを投げてた。
歩きたくないらしい。

「短くしてください」と言ったら、
バリカンは何mmか聞かれた。
わかるわけがない。

ふつうは何ミリなの?と聞いたら
6mmだと言うので、それでいいと言っておいた。

サービスに払うお金とは何だろうなぁ、
と散髪の時間で考えた。

ふつうの床屋行けば4000円くらいはかかる。
半額になることで、ストレスを感じない会話や、
よい仕上がりなどの結果が得られないんだなぁ
と妙に納得した。

だけど、こっちとしては髪が短くなればいいんだから、
まぁ、いいやと思ってただ座っていた。

サービスの対価とはなんだろうと
考えさせられた時間だった。

バファリンの半分は優しさでできています、みたいな。
散髪代の半分は不安を感じさせない、安心感です、みたいな。
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