前の記事の続き的な、補足的なもの。
ASD(またはそうかもしれない)当事者の方が悪いとかの意味では全くないです。
例えとして、
電車君(仮称)が出かけていたお店先で、偶然知っている人にばったりと出会いました。
学校の先生だったり、
クラスメイト、
または勤め先の同僚、上司などなど。
普段の場所でのコミュニケーション対応には目だった困難はなくスムーズに行けています。多分嫌いでもないです。
ところが、想定外の場所での出会いは、電車君に取って混乱となる。
(多分予想される心の声)
「えっ!?なんでここにいるの~??」
「どうしよう、なんて話せば良いんだろう、困った;」
「恥ずかしい(息子がそうでした)。」
そんなわけで挨拶も出来ず、逃げるようにその場を去ってしまいました・・・・・。
一方、バッタリ出会って、「電車君~。」と挨拶したり手を振ったり会釈をした側は・・・。
(本人の特性をよく知っている先生とかクラスメイトとか会社関係の人だったら、)
「ああ、はずかしいんだね~ふふふ。」
(さらりとやりすごす。)
などが出来るのかな、と思いますが、
(本人の特性を知らない、またはそうだとは知らない人、携わっていても実は障がい理解が無い人だったら、、、)
「え、何で!?」
「こっち挨拶したじゃんね、なんで無視するの?」
(拒否された気持ちになって落ち込む)→この前の私がややこれです。
といった印象になってしまいますね。
息子がそうだった場合、親の私は息子の側にやはり立っているので、大目に見て欲しいと内心思ったり、または代わりに相手の方に誤ったり、息子にも挨拶はしなさいなど言うなどしますが、逆サイドに立って見るとやはり、、頭で分かっていても凹むのだと思います。
簡単に、会釈だけして去ってくれるなら、もう少しこのすれ違いは小さくなると思います。
または、(本人が話せるのなら、ですが、)「違う場面で会うとどう接して良いか分からなくなるので、スルーして貰って構わないです。」みたいなことが言えれば次の時はそうできるのかも(これも、相手にも寄りますね)?
ご本人さんが自身のことをよく知って、ある程度の対処法を取れるようになればいいのかも。
最近はご本人さん達が同じ立場の方に向けての、特性を知った上で暮らしの工夫をするライフハック関連の本も出るようになりました。
息子も大人なので、見てもらえたら、と思って以前買っていますが、
息子自身で工夫するのは少し難しいかも。
彼がその都度悩みを支援する方に話して、アドバイス受けながら解決していくという方法が今の所ベストなのかな、という気がしています。
社会生活を営む上で、御本人さんが不利にならないためにも、様々な工夫や支援にたどり着けると良いなと思っています。