あれほど野や山に咲き誇っていた桜も今は散り、日に日に濃さを増す桜の葉、
ようやく落ち着いた気持ちで過ごせるようになりました。 「桜の季節は、嵐がこないか、
雨に濡れないか気懸りなことばかりで落ち着いた気持ちで過ごされないが、葉桜になって
ようやくこころ穏やかになる」というような先人の歌を目にしたことがあり、
昔も今も人の心のありようは変わらないものだと非常に嬉しく思ったのですが、
残念ながらどなたの作だったのか忘れてしまいました。
繁った葉っぱは夏の盛り、深い影を作り人々の憩いの場となりましょう。
桜の始まりは河津桜次は山桜。 今年は山桜の美しさに惹かれました。白っぽい花とオレンジがかった葉は同時にあらわれてバランスよく配置され さながら日本画の世界です。(ほめすぎかな。河津桜、今日は割愛) |
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季節の最後は御衣黄さくら。 盛りを過ぎたころから中心部から桃色の筋が入り色が変わります。今年は雨に打たれることが多いでした。 |