Neko★です。

★★AB型・みずがめ座★
 ★身内には内緒の家Neko★日記です★★

『永遠の命』と『永遠の若さ』 ☆

2009-07-09 | 趣味☆星

数日前、蝉が・・・・鳴いていました・・・。

今年はなんて早いのでしょう?例年でしたら、7月下旬?か8月です・・・。

七夕
の雨で、気温が下がると、鳴かなくなりました。


蝉には、悲しい神話があります。。。

月の女神セレネは恋するエンデュミオン永遠の若さ』を
大神

ゼウス
に願いました。(月の女神のこぼれ話

 
月の女神セレネと(眠ったまま年をとらないエンデュミオン★

さびしげに恋人の元を訪れているセレネをみていたエオス(曙)は恋多き女神。

「私は、あんな迂闊な失敗はしないわ
と思っていました。


【エーオース古代ギリシア語イオニア方言Ἠώς, Ēōs)日本語はエオス】
兄弟には、自然現象や天体の神格化と言えるヘリオス(太陽)とセレネ(月)
また三柱のアネモイ
)すなわちゼピュロス(西風・春風)ボレアース(北風)
ノトス(南風)、そしてすべての星々を生んだとされています。


ある日、
やはり人間のティトノスに恋をします。
そして大神ゼウスに『永遠の命』を願いました。

願いが叶えられ、喜々ととしてエオスの宮殿で蜜月を過ごします。
ティトノスとの間には、メムノンという息子もできました。

しかしティトノスの不死を願う際、『不老』を願うのを忘れていたエオス。

白髪が増え、皺もでき足腰が立たないほど年老いていくティトノス。
やがて体はひからびていったのに・・・それでも『』は永遠にこない。。。


神の約束は、かえることはできません。

ティトノスを宮殿の一室に閉じ込めて、エオスは仕事(曙)に出掛けていきます。
エオスが働かないと、世界に朝はきません。

宮殿の奥深く、置き去りにされたティトノス・・・時々かぼそい声だけが聞こえる?とも
とうとう蝉(またはコオロギ)に姿を変えてしまった・・・とも言われています。

 二人の間に出来たメムノンは後にエチオピアの王になりましたが、戦争でアキレス
に倒されてしまいます。
夫のみならず、我が子をも先に亡くしたエオスの悲しみは深く、朝早くに草の上に溜
まる露は
エオスの涙だとも言われています・・・。

夏真っ盛りの、蝉の声はかなりうるさく感じますが・・・先日、鳴いていた・・・
切れ切れに・・・思い出したようにジィ~ジィ~・・・ティオノスを思わせます。

永遠の命』と『永遠の若さ』・・・どちらがお好みですか?
   ThankYou

コメント (14)
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