ホテルご自慢の オーシャンビュー からの日の出
晴れる?の期待虚しく、おひさまはこの後姿を隠しました。
男鹿半島温泉郷を後にして、向かったのは なまはげ館~♪
団体様の観光バスの後を追う形になりました
今思うと、もう少し?ゆっくりしておけばよかったです。。。
この日は、施設の方曰く・・・珍しく?団体様(600名?)が集中!
9時からのなまはげ伝承館による実演は定員オーバー。
9時半からの部になりました。
それまで、なまはげ館で時間をつぶし、なまはげさんのことを知ることができます。
男鹿半島の地域によって、微妙に違う実際に使用されたという
110体のなまはげさんを観賞!& 伝承ホールでは
男鹿に生き続けるなまはげ行事の姿や、しきたり、伝承する人の精神!
男鹿の大晦日のなまはげ習俗を紹介する映画「なまはげの一夜」を
スクリーンで観ます。上映時間30分?
なまはげ行事は毎年、大晦日の晩に男鹿半島のほぼ全域で行われます。
なまはげは真山・本山に鎮座する神々の使者と信じられており、
年に一度各家庭を巡り、悪事に訓戒を与え、厄災を祓い、
豊作・豊漁・吉事をもたらす来訪神として古くから伝統を受け継ぐ民俗行事です。
「怠け者はいねが。泣く子はいねが。。。」
昭和53年に「男鹿のナマハゲ」の名称で国重要無形民俗文化財に指定されています。
土地の者しか見ることができなかった、実際の大晦日のなまはげの行事を
ここ男鹿真山伝承館ではみせてくれます。
「先立(さきだち)」という役目をする者が、事前に家の主人に
なまはげを入れても良いか否かを確認するところから始まり
なまはげに扮する二人の若者?が、
七五三のしきたりどおり、七回のシコを踏んでから
ウオー!という奇声と共に乱入する。
奇声と共に、木戸を叩く大きな音に大人も驚きこれは、子供達
本当に怖いだろうなあ~と実感!
「泣く子はいねがぁ~。ナマケモノはいねが~!」
ここ(実演)では子供も嫁も姿を隠していましたが(役者がいない・・・(笑))
事前の映画の方は、子供たちが恐怖に脅えながら、必死になまはげさんを接待。
泣いてしまって、なまはげさんに連れていかれそうになると
親(家の主)が必死に「この子はいい子ですから~」と荒れ狂うナマハゲをなだめて
丁重にもてなしなまはげさんにお膳を添える。
なまはげさんは添えられたお膳に座る前に五回シコを踏む。
ウオー!ウオー!と唸っているなまはげさんに主人は酒肴をすすめる。
主人となまはげさんとの間で様々な問答が交された後、
≪映画では≫「親のいうこと聞くか?ちゃんと勉強するか? 」
と、なまはげさんと子らがお約束!
「何かあったら3回手を叩け!すぐに山から飛んでくる! 」
家に上がってすぐ7回、お膳に着く前に5回、立ち上がる際に3回、
「七・五・三」というこれは男鹿真山のなまはげ独自のしきたりだそうです。
なまはげさんはその家を立ち去る前に
「来年もまた来るぞ! 」と言い残し次の家へ向かう。
なまはげは、その家の子供達が病気や怪我などせず
幸福になれるようシコを踏むのである。
小さな子だけではなく「 親の面倒をちゃんとみているか?怠けものはいねが? 」
という大人に対する戒め言葉も・・・ありました。
古き良き伝統ですね。。。
最近は、なまはげさんの訪問を、断るお宅も増えたとか?
少し、寂しいことですね。
なまはげさんが落していったワラも、お守りとしてのご利益があるとかで
息子・・・細い毛のようなワラを拾ってきて、母に渡していました
母もビニールの袋に入れて、財布にしまっていました。
お金では買えない、貴重なお土産?
次は、男鹿半島北緯40度と、水族館GAOへ~♪
Thankyou
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