素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

和気神社に参拝しに行ってきます

2019年08月11日 07時01分55秒 | 日記
今日は朝から岡山の偉人・和気清麻呂が祀られている和気神社に参拝し、夕方から町内盆踊りのスタッフとして強制参加の予定。
(今年は町内会評議員にならされてしまったので、町内盆踊り大会から逃れられない)

和気清麻呂は奈良時代から平安時代の貴族の人で、別名・大忠臣と言われています。
何をやったのかと言いますと、弓削道鏡事件のときに命の危険も顧みないでスジを通した人ですね。

女帝である称徳天皇に取り入って出世した僧侶・弓削道鏡という男は、法王の地位にまで成ったのに、それだけでは満足せず、あろうことか天皇の地位まで狙い始め。
あるとき「道鏡が天皇に即位すれば天下は治まる」などという偽の神託をその権力を使って出させたのですが。
勅使としてその神託の真偽を確かめにいった和気清麻呂は、帰ってきて

「そんな神託は無いです!真の神託は『我が国は開闢の時から君臣の分は定まっている!皇位には必ず皇族の者を立てよ!』です!」

と、堂々と言い放ったのですわ。
で、これを聞いた道鏡と称徳天皇は激怒。
(道鏡だけならいざ知らず、天皇まで激怒したのは、称徳天皇も譲る気マンマンだったから)
即処刑こそされなかったものの、名前を屈辱的な「別部穢麻呂(わけべ の きたなまろ)」と改名させられて都を追放されました。

話によると、勅使で派遣される前に彼は道鏡に呼び出され「良い神託を持ってきたらお前を太政大臣の地位につけてやる」って言われてたらしいのに。
それを蹴って、守るべき天皇にすら憎まれる可能性をも無視して絶対に譲ってはいけないスジを通した。
例えそれが天皇の意思だったとしても、日本開闢以来一度も曲げられなかった鉄の掟を曲げることは許さない。これを貫き通した。
そういう偉人なんですね。

……今、それを忘れている人が多いように感じるからねぇ。
ちょっとお願いしに行きたいんですわ。

ちょっとややこしいことになってるから、私もなるたけ頑張りますのでご助力お願いできませんか?みたいな。
今こそ参るべき神社のような気がする。