素振りブログ。

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脊椎動物基本セット

2019年08月30日 19時48分03秒 | 日記
以前「天使が実在するならそれは地球の生物ではない」って書き出しのコラムを読んだことがあって。
その理由として

「脊椎動物は胴体から頭と足4本、そして尻尾が生えているという構造が基本セットになっているから」

地球上で脊椎動物と呼ばれる生命体は例外なくこの基本構造を共有している。
退化して無くなっている例はあっても、増えている例は一例も無い。
鳥の翼は前足が進化の過程で変化したものであるから、天使の背中に翼がある場合、この翼はどこから来たのかという話になる。
よって、天使がもし実在した場合、それは地球の生物では無いということが出来る。

言われてみれば確かになー、と思える内容。
人間には尻尾が無いけど、尾てい骨という形でその名残はあるし。
蛇だってかつて足があった痕跡がその骨格にあるわけでしょ?

で、減ることはあっても増える進化を遂げた生物が今のこの世で確認できない以上「おそらく無理なんだろう」って考えるのが自然だと思うんですわ。
(絶対無理だとは言わないですが。だって、人間にはこの世のルールブックを直接見ることは出来ないからね)

ただ。

そのコラムで言ってた「脊椎動物基本セット」
それが何故変えられないのか?

そこのところが分からんなぁ;
基本セットと、そうでない部分との違いは?
そこも分からない。

哺乳類には乳房があるのに、その他の脊椎動物にはその変化元が見られないのは何故?
ちょっと調べてみたら、哺乳類の乳腺は、汗腺が進化したものらしいですけど、脊椎動物の大元である魚類には汗腺なんか無いはずだしなぁ。
鰓呼吸から肺呼吸に変わる過程もわけわかんないし。
どこかで、無から有を作り出すようなとんでもない変化が起きているわけですよね。
で、それは許されているけど「脊椎動物基本セット」の構造だけはどうも変わらない、らしい。

この世は面白いことがいっぱいだよねぇ。