ジオウ終わったねぇ

仮面ライダージオウが終わってしまいましたの。
最終回、ちょっと詰め込み過ぎの感ありましたけど、「王の資格って何なんだ」というテーマに関してはやりきれてたかなと思いますわ。
強大な力で自己顕示欲を満たすために君臨しようとするのは真の王じゃ無い、民の幸せを実現するために即位するのが王なんだ、って感じで。
アナザーディケイドになり、全時空を制する王者になろうとしたスウォルツ、強大な力を得はしたが、結局誰も彼には仕えなかった。皆彼を裏切って行った。
けれどソウゴは、窮地に陥ったこともあったけど、自分を王と認めてくれた仲間たちの助けで、危機を脱して最後オーマジオウになってアナザーディケイド＝スウォルツを討ち果たした。

そして世界の王になるチャンスを掴みとったけど、最後「自分を助けてくれた仲間が皆討ち死にしてしまったから」と、得た力を手放して世界を再構築する結末は「らしかった」ですね。
自分は自分の王国が欲しかったんじゃなくて、自分が大切に思う人々が幸せであれる世界が欲しいから王を目指した。だから大切な人が居ない世界で王に即位しても意味が無い。
物語の最初に言ってたこととブレてない選択。悪く言えば変化が無いとも言えるけどね。
始まった当初は実は結構不安だったんですが（どうしてもディケイドの悪夢がチラついて）一年間楽しませてもらいましたわ。

話も良かったんですが、個人的に常磐ソウゴ役の奥野君が可愛かったので、そこでも注目してましたわ。
なんというかね、ライダーを務める俳優の年齢が自分と親子ほど離れてくると「カッコイイ」より「可愛い」って感情が湧いてくるんですよねぇ。
いや、変な意味じゃなくてね？

体格は申し訳ないがあまり立派には見えないのですが、今後の奥野君は何で活躍していくのか。
売れてくれればいいんですけどね。