あおり運転のせいで色々あるらしい

先月の盆休みぐらいでしたっけ。
列島中であおり運転の恐怖が報道されましたよな。

高速道路で無理矢理停車させられた挙句殴られたり。
同じく無理矢理停車させられたら、前の車から鉄パイプ持った男が降りて来たり。

世の中こんな理解できないモンスターがハンドルを握ってる場合があるのかと。
私は運転が嫌いなんで車持ってないんですけど、車持ってる人は震え上がったのでは。

で。

先日、新聞を読んでたらですね。
今、ドライブレコーダーが爆売れ中らしい。
特に、車内の様子と車の周囲が満遍なく撮影できる高機能のやつ。

今の人の財布のひもは固いとは言うけどさ。
やっぱ、本当に望まれているものを出せば、高くても飛ぶように売れるんだな。
それを実感しましたの。

で、それと同時に「あおり運転保険」ともいえるサービスも出てるらしく。
どんなのかというと「あおり運転に巻き込まれた！」と思ったときに連絡を入れると、スタッフがやるべきことを素早く指示してくれて（ドアロック、撮影しろ、挑発に乗るな、等）同時進行でGPSを使って契約者の車の位置を特定。警察にも通報してくれるサービス。
やってること自体は技術的に「スゲー」ってなもんではないですけど、それこそ１０年前でも出来ただろ、って内容。
でも「望まれているものを素早く察知し」「それに対応したものを素早く出す」これが重要なんですねぇ。

だいぶ前に「日本は技術的に難しい課題をクリアすれば良い商品になり売れると錯覚しがちだが、実際は必ずしもそうでは無い。日本の作るような電気代が驚くほど安い冷蔵庫よりも、韓国の作るドアに鍵がかけられるだけの冷蔵庫の方が嬉しいお客ばかりの場合だってあるんだ」って言葉を聞いたことあるんですが。
ようは発想が一番大事なんですねぇ。

多分、このサービスも繁盛するんだろうな。