素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

動物実験の話。

2019年09月22日 13時05分38秒 | 日記
結局既刊を全部買ったんですが。天地創造デザイン部。
その中で「ケルベロスが実在したらどうなるか?」ってネタがあって。

お約束の「頭が複数あったらどの頭が主導権を握るのかで混乱が起きる」ってネタの後、それ以外の問題として

「餌の問題はどうするんだ」「狼は満腹を感じにくい生き物だ」「頭が三つあったら、餌を3倍要求するに決まってるぞ。そうなると、確実にデブる」

これ、どうなのかなぁ?
どうも、イヌ科の生き物は餌があればあるだけ食べるのが習性らしいんですが。
(反対にネコ科は、必要以上に食べず、適量食べたら後は残すらしい)

そもそも論として、生物の満腹、空腹の感覚って、血中のブドウ糖の濃度やら、化学物質の濃度で決まるわけですよね?

だったら、頭の数関係なくない?

やっぱ、実際に咀嚼して飲み込んで栄養を摂らないと、精神的に何かくるものがあるのかしら?
ストレスが溜まってイライラしてきたり。

人間ではあまりそういう話を聞かない気がするんですけど、その辺どうなんだろう?
(口から摂食できず、やむなく点滴で命を繋いでいる人でそういうストレスがあるという話を聞いたことがない)

……動物好きには非難されるでしょうけど、こういう疑問が湧くと動物実験したい気持ちがどうも湧いてきますねぇ。
今はスーパーコンピューターがあるので、それで動物実験の必要性は低下している!って言われていますけどさ。
究極、実際に試してみないと本当のところは分かりませんものな。

話はズレちゃいますけどさ。

化学物質の辞典を見ると、その化学物質の致死量が一緒に書かれているもんですけど。
それは実際に、実験動物を殺してみて測定しているわけで。
このくらいの量をネズミに無理矢理飲ませてみたら死んだから、人間だとこのくらいでおそらく死ぬはずだ、ってな具合で。

学校や研究所に置かれている化学物質辞典は、そういう動物たちの死の上で書かれているんですな。

一応、化学系の学校を出た身としてはそれで「化学辞典は血塗られている」なんて言う気は毛頭ないんですけどさ。
辞典を書くために礎になった動物たちには「ありがとう」と言いたいですねぇ。