素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

ワームホールの出口の話。

2019年09月28日 06時17分32秒 | 日記
彼方のアストラについて、ガチのSFファンから文句が出てるらしいという話は聞いているのですが。
それに便乗するつもりは無いんですが、思ったことをつらつらと書いてみる。

物語の大きなキーになる設定の「ワームホール」なんですが。

入り口はシャルスが携帯していたコントローラーで自由に発生&操作が出来。
出口は破滅した地球の衛星軌道上に固定されてる、って設定でしたの。

知っての通り、地球は自転している上に太陽を軸にして公転している上。
昨日も言ったけど、その太陽自体も実は高速で動いている。

一体何を基準にワームホールの出口の座標を決めているの?

これ、ちょっと思った。
多分原作者の篠原先生もそこは厳密に考えてないんだろうなと思いつつ(SF論争について漫画的表現って仰ってましたからの)
無理矢理あの状況を実現するにはどうすればいいか考えてみる。

まず、特定の空間を指定するのは無理。
理由は、太陽系そのものが常時高速で動いているので。
地球の衛星軌道上って呼べる空間も、常時移動しているわけで。
指定しても置いてかれてしまう。

となると、地球の方に受信機を設定し、そこから上空何千キロのポイントを指定するって方法。
それが有力ですかね。

ただ、地球は自転しているから、それでいくと同時に転送されない限り出現ポイントはエグいことになると思うのですが。
(なんせ、地球は一日で一回転する速度で自転しているわけですからの)

そこを解決するのはどうすればいいか?

……南極か、北極に受信機を設定すればいいんじゃね?
自転の軸に近いところに設定すればするほど、転送ポイントの移動速度も緩やかなものになるわけだし。

あ、当然、転送ポイントは自動で「何もない空間」に補正されるという機能がついている前提で。
でないと下手するとウィザードリィみたく「壁の中にいる!」状態になってしまうからな。

隕石の衝突問題はどうするんだと言われると、それは多分「生物は残らず死滅しても、受信機は壊れなかったんでしょう」
なんだか良くわからんエネルギーを汲みだして利用する、事実上永久機関みたいなものを搭載している宇宙船が常識の世界観ですし。
例え核爆弾が近くで爆発しても平気で稼働する機械があっても良いのでは。