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冬眠時の寿命の消費についてはどう検証するの?

2020年06月14日 00時00分00秒 | 日記
筑波大で、本来冬眠しないマウスやラットを冬眠させる実験に成功したというニュースを読みました。
6/12の新聞で。

記事によると、薬物で脳の一部を刺激すると本来は冬眠しないはずのマウスやラットが冬眠し、薬が切れると冬眠から覚めて、後遺症も特になかったとか。

冬眠っていうと、冷凍するのかと思いがちですが、そうじゃなくて脳を刺激するんですか。
まぁ、言われてみれば当たり前かもしれませんけどね。

寒いから冬眠するわけですけど。
そもそもなんで寒いから冬眠なのかというと、餌が無いからですよね。

純粋に寒いからじゃないはずなのよ。

別に寒さに耐えるために冬眠するわけじゃない。
じゃあ、真の引き金はそこには無いって考えるのが自然よね。

話を戻して。

記事によると、本来は冬眠しない生物2種での冬眠が確認できたことから、人への応用が期待されてるらしいですわ。
冬眠状態になると生命維持のコストが極端に下がるので

緊急搬送時に身体へのダメージを抑えるために冬眠状態にするとか

臓器の長期保存とか。

果ては星間旅行時のコスト低減とか。

夢いっぱいらしいです。
記事によると、ですけどね。

……私が気になったのは。

冬眠中の老化ってどんな感じなんだろう?ってことで。

代謝を抑えると老化も止まるの?
そこがすごく気になる。

特に、星間旅行なんて数か月、規模によっては数十年寝たきりなんてのもありえるわけですやん?

もし、代謝を抑えても老化の進行はあんまり変わらないとかだったらさぁ

20歳で地球に絶望し、はるか300光年離れた惑星に移住して、一からやり直したいと思う。

しかし、その惑星には最新の超光速船を使っても、片道60年はかかる仕様。

人工冬眠すれば、寝てる間に60年経ってるよ!

人工冬眠した!ふあああああ!!あれ?俺、どう見ても80歳?

こんなことになりはしないか?
悲惨なんてもんじゃないですよね。

星間旅行に応用するなら、是非そこはクリアしておいて欲しいところですけど。
実験方法がなぁ;

マウスでやるなら、多分連中数年で死ぬから、スパンは人間よりは短く、結果は(人よりは)見やすいですけど。
それでも数年ですからな。時間だけ見ると、決してお手軽ではないからな。

それに。

マウスやラットだと寿命が冬眠により老化が止まることで、結果として延長されるとかいう結果が出ても。
人でも同様の結果が出るかどうかはまた別問題ですしな。

理想は猿でやることですけど、猿は寿命長すぎるしな~。

記事では20年以内で実用化を目指すなんて言ってたけど。
老化の検証、20年じゃ足りなくない?