バキ外伝読んだ。

ようやく月刊少年チャンピオンが手に入って、４話目からですけど「バキ外伝　烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ」を読みました。

感想としては、バキで異世界転生やってるなぁ、ってところで。

そのまんま？

いやいやいや。

異世界転生ものをやりつつ、バキやってるんですわ。
例えば、４話目冒頭にいきなり烈先生、リザードマンに喧嘩売られて買おうとしてるんですが。

その牙を見て、鰐の話を持ち出し、鰐の獲物を狩るときにやる習性「デスロール」について触れ。
そこから「こいつの顎の強度はとてつもないはずだ！」という予想に行きつく。

バキっぽいでしょ？

あと、リザードマンは尻尾も使って喧嘩する、って気づいて。
あの尻尾は蹴り足と見るべきか、腕と見るべきか、とグラップラー的観察眼で分析するんですわ。
ケツから生えているから、攻撃の初手を読みにくい、とも。

異世界に行って、烈先生が無双するだけの内容じゃないのよね。
しっかりバキをやってる。
異世界ものの皮を被ったバキでも、バキの設定だけ借りた異世界ものでもない。
両方をしっかりやってる感じ。

これは単行本出たら買うしか無いですねぇ。
面白い。

１～３話を読み逃したのが本当に悔やまれる。
買えなかったからなぁ；

１～３話では、魔法による戦いについてグラップラーはどう挑むべきか？とか。
甲冑着た騎士相手に無双するとか。

そういうの、あったんだろうか？

あらすじのところには全く書かれて無かったんですけどね。
今後あるなら、期待したいところですわ。

ドラゴンが居る世界観みたいなんで、多分ドラゴンと戦う話はあると踏んでます。

あと、４～５話で登場した胸に紋章の刺青を持つ謎の老人。

ただの釣竿をまるで鋭利な刃物のように使いこなすチートキャラ。
彼がどう関わってくるのか。

……これについても、烈先生はグラップラー的観察眼で

「音速で振りかざすことにより、ただの釣竿を刃と化したのだ！」

と、解説してました。
普通、異世界ものだったら、闘気を込めるとか、魔力を帯びさせるとか。
そっち行くよねぇｗ

まあ、音速で釣り竿を振りかざす行為に魔力が関わってるのかもしれませんけど、バキ世界だったら鍛えぬいた技で音速ぐらい普通に超えてくるからなぁｗ
トンデモな攻撃法が、なんだか至って普通の出来事に思えてしまう不思議ｗ
バキっぽいｗ