素振りブログ。

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バックトゥザフューチャーの1を見返す機会があったんですけど

2020年12月29日 00時00分00秒 | 日記
昔の映画ですけどね。
バックトゥザフューチャー。
名作映画ですね。三部作。

それの1で、主人公が過去に行って若き日の両親に出会う話をやるんですけどさ。
現代での主人公の両親。
母親がシスターか何かという具合にお堅い女性。(で、太ってる。おそらくは不幸せのストレスで)
父親がうだつの上がらない会社員。

結構悲惨。
そんな両親が若いときはどうだったか。
母親はわりとお堅い感じの家の箱入り娘?みたいな感じで。
スリムな美人であること以外、あまり今と変わらないのですが。
父親がね。
まあ、現代で上司になってる底意地の悪いクズ男に虐められている気弱な男。
までは予想通りだったんですけど。
彼、趣味で小説書いてて。
父親のそんな趣味を知らなかったもんだから「ちょっと読ませて欲しい」と主人公が言うんですけど、父親はそれを拒否。
理由は「批判されたら立ち直れないよ」
だから作品を書き上げても、賞に応募したりもしないんだ、と。

……これさ。
この映画が公開されたあたりでは「分かる」だったんだけど。
今はちょっと分からんというか、「まだ若いな」的な。
そういう気持ちが働きますやね。

いや別に、批判されても作品の価値が下がるわけじゃ無いんだけど。
その批判内容が「もっともだ」と思うなら取り入れて、自分の考える作品の位階を上昇させる肥やしにできるし。
反対に「的外れだろ」と思うなら、聞き流して無視したらいいだけで。
得るものばっかりで、失うものなんて無いと思うんですけどさ。

賞に応募にしたって、落選しても、それは「あなたの作品は残念ながら我々の求めるものじゃ無いですなぁ」以上の意味は無いんですよ?
認めてもらえるなら広く読んでもらえる機会が与えられるわけだから、いいことづくめじゃないですか。

……とまぁ、ちょっと偉そうに言いましたけどさ。
この境地に達したの、私はつい最近だからね。

なんでこんな話をしたかと言いますと、最近ツイッターで「これからは他人の作品の批評を引き受けるの止めます」って言う人増えてる気がするんですわ。
で、「あぁ、好意的な感想を貰えなかった人が暴れて、嫌気さしたんかな」と思い「批判されるのが嫌な人、結構いるんだな」って思った次第で。
私の場合、自信作の感想がほぼ貰えない状態だったんで、批評をお願いしたら「あかんところ」「致命的なところ」をいっぱい指摘されて。
いや、それを受け入れたら自分の書きたいものじゃなくなる、と思ったところ以外、つまり「もっともだ」と思ったところはしっかり修正に活かさせてもらい、感謝の一言だったんですけどさ。
もうちょっと、批判に耐性ある人増えて欲しいなぁ。