幸せの深呼吸

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メタンハイドレート商業化は失敗!コストが釣り合わず、圧力変化で地中崩壊も

2014-06-23 | 日本問題

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2909.htmlから

メタンハイドレート商業化は事実上の失敗に!海洋産出試験をするもコストが釣り合わず!圧力の変化で地中の崩壊も!  new!!

20140622102655same.jpg
自民党を応援している政治経済の意見役である青山繁晴氏が積極的に推進していた「メタンハイドレート採掘」ですが、2012年から2年間も続けた試験採掘の結果、商業用として利用するのが不可能という結論が出ました。試験産出は独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が行い、メタンハイドレートを効率良く取り出せると言われている「減圧法」を使用したとのことです。

圧力を下げることでメタンガスだけを分離して地上に浮かべるという方法なのですが、試験産出では同時に砂などが一緒に巻き上がって、設備に砂が詰まるなどのトラブルが続出。これは前々から指摘されていたことで、地中の一ヶ所で集中的に圧力を下げれば、その周辺部との圧力差が生じるため地層内で崩壊が発生します。そのため、大量の砂なども一緒に流れ込んできてしまうのです。これではメタンガスで得られる利益以上に採掘コストが増え、最終的には大幅な赤字になってしまいます。

メタンハイドレートには100億を超える税金がつぎ込まれていましたが、これでは商業利用は不可能です。他にも地殻のバランスを崩すなどの危険性が指摘されているわけで、一時期は「夢の資源」として持ち上げられていたメタンハイドレートは失敗に終わったと言えます。


☆「メタンハイドレート商業化は無理」の声が噴出 資源大国という壮大な幻
URL http://dot.asahi.com/news/domestic/2014061600084.html

引用:
大成功だった」と当初は報じられた試験。しかし、その後の開発検討会で明らかになったのは、これ以後、太平洋側メタンハイドレートの開発が暗礁に乗り上げた現実だった。当初計画では2週間連続での生産を予定していたが、わずか6日で打ち切りとなった。原因となったのは、坑井内の設備に砂が詰まって動かなくなるトラブルだった。

 海底資源開発に詳しい複数の関係者が口をそろえる。「砂の問題は起こるべくして起こった。JOGMECが信じてきた生産手法はやはり、根本的に誤っていたのだ」。

 メタンハイドレートからガスを取り出す手法で最も有効だとみられてきたのが「減圧法」(左図)だ。メタンガスと水とが高圧・低温の条件下で結合して固体になったものがメタンハイドレート。ならば海底下で圧力を下げれば、ガスは分離して地上に向かって浮いてくる。減圧法はそうした理屈を適用している。

 だが、ある資源開発企業の社員は首をかしげる。「地中で圧力を下げてガスを取り出せば、その周辺部との圧力差が生じるため地層内で崩壊が起こり砂が交じるのは、この業界では常識だ。しかしその対策が不十分だったため、国は100億円以上投じてムダな実験をしてしまった」。

 海底資源を研究するある大学教授も手厳しい。「減圧法の問題点は、ずっと前から国の審議会で指摘されてきたもの。あの試験では、やはり無理なことがわかっただけだ」。
:引用終了

☆青山繁晴
URL http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E5%B1%B1%E7%B9%81%E6%99%B4

引用:
2012年6月4日~6日 日本海側のメタンハイドレートの調査として兵庫県と連携した調査を実施。漁業調査船「たじま」に乗船し、香住港から250km北上した海域を調査。[45]香住沖の調査終了後、スーパーニュースアンカーに参加(出演)するため中1日を挟み、6月7日から8日まで、第7開洋丸(日本海洋株式会社)をチャーターして独立総合研究所初の独立調査を実施。第7海洋丸にはテレビクルー(チャンネル桜、関西テレビ、テレビ大阪、日経映像(ガイアの夜明け)、テレビ朝日、青山繁晴.TV)と独立総合研究所のインデペンデントクラブの会員6名、衆議院議員の新藤義孝が乗船した[46]。

2012年9月8日、独立総合研究所と先行調査を行っていた、兵庫県、京都府、新潟県の3府県が日本海側の7県に呼びかけ、海洋エネルギー資源開発促進日本海連合を発足。2013年10月30日に朱鷺メッセにて、日本海資源開発促進対話2013(円卓会議)を開催し、青山本人、経済産業省 資源エネルギー庁資源・燃料部石油・天然ガス課長が初めて出席し、2013年10月時点の調査結果等を報告した[47]。
:引用終了

☆秋田・山形県沖などでメタンハイドレート存在の可能性明らかに(14/06/20)
<iframe src="//www.youtube.com/embed/DJ-Ps3XRNSE" frameborder="0" width="560" height="315"></iframe>

☆メタンハイドレート採取作業にあたる探査船「ちきゅう」
<iframe src="//www.youtube.com/embed/KbAJ2rTFfa4" frameborder="0" width="560" height="315"></iframe>

☆実は日本はエネルギー・資源大国なのです。メタンハイドレート100年分以上 青山繁晴氏
<iframe src="//www.youtube.com/embed/PdfC2n_DoDc" frameborder="0" width="560" height="315"></iframe>

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「エルニーニョ冷夏」は景気にマイナス、本当に冷夏なの?

2014-06-23 | 気象 大気

暑いものだから、冷夏だからとマルチしrたのをはずしたのに、本当に冷夏なの?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140623-00000000-jct-bus_all

「エルニーニョ冷夏」は景気にマイナス 日本経済に思わぬ伏兵現れる

J-CASTニュース 6月23日(月)10時30分配信

 全国的に猛暑と記録的な大雨など、荒れ気味の天気が続いているが、2014年は冷夏になるという。世界的に異常気象をもたらす「エルニーニョ現象」が発生するというのだ。低温、長雨などとなれば、農業生産に影響を与えるほか、人々の買い物やレジャーの意欲をそぎ、景気にはマイナスというのが経験則だ。デフレ脱却に向かう日本経済にとって、思わぬ伏兵ともいえ、政府も空模様に気をもんでいる。

 「エルニーニョ」とはスペイン語で神の子=イエス・キリストのこと。太平洋赤道域の日付変更線付近から、南米のペルー沿岸にかけて、海面水温が平年より高い状態が続く現象で、地球全体の大気の流れが変わる。

■北米が大雨、オーストラリアは干ばつになりやすい

 数年に一度発生し、必ず異常気象になるわけではなく、程度もその都度、異なるが、一般に、日本付近では偏西風が平年より南寄りを吹き、太平洋高気圧の北への張り出しを抑えるため、気温が下がり、梅雨が長引くなど雨が多く降る傾向がある。世界では北米が大雨、オーストラリアは干ばつになりやすい。気象庁は2014年6月10日、5年ぶりにエルニーニョ現象が発生し、秋にかけて続く可能性が高いと発表している。

 1990年以降でエルニーニョの影響でひどい冷夏になったのが1993年と2003年。第一生命経済研究所が、今年7~9月期の景気への影響を試算したところ、2003年並みなら家計消費は8754億円(1.3%)押し下げられ実質国内総生産(GDP)は6768億円(0.52%)ほど落ち込み、1993年並みになると家計消費が1兆4812億円(2.3%)程度減り、実質GDPは1兆1452億円(0.87%)押し下げられるという結果になった。

 エルニーニョは直接的に日本の景気の足を引っ張るだけではなく、間接的にも影響を及ぼす。例えば、小麦の産地であるオーストラリアで干ばつが起きれば穀物相場の高騰を招くのは必至で、実際、2003年にはオーストラリアの小麦収穫量が半減して価格は一時、2001年末に比べて約5割も上昇した。今年も、例えばチョコレートの場合、エルニーニョでインドネシアなど主要生産国が天候不順に陥れば、供給量が減って一段と価格が上昇する懸念が台頭している。

ローソン、天候に応じて温かい商品を前倒しで投入

 こうした中で、小売業や消費財メーカーは、早くも冷夏の場合の対応策の検討を始めている。大手コンビニのファミリーマートは、過去のエルニーニョで冷やし麺の売り上げが大きく減った経験から、冷夏になったら電子レンジで加熱する温かい麺をいち早く投入する体制を整備。ローソンも、夏の終わりを実感し始める8月中旬から、おでんなどの秋向け商品を展開してきたが、エルニーニョをにらんで、天候に応じて温かい商品を前倒しで投入できるようにするという。「ガリガリ君」の赤城乳業は、過去に冷夏で売り上げが2割も落ち込んだことから、チョコレートやミルク味など秋シーズン向け商品の前倒し投入も検討。ヤマダなど家電量販店は、エアコン需要を前倒しで取り込むため、期間限定の特典を付けて早期購入を優遇するなどしている。

消費税率引き上げの判断にも影響しかねない

 エルニーニョには、政府も民間以上に気をもむ。安部内閣の高支持率はアベノミクスあればこそ。「景気が腰折れして株価が大きく下落すれば、内閣支持率も一緒に落ちかねない」(霞が関筋)といわれる。特に、消費税率を予定通り2015年10月に10%へ引き上げるか延期するかを、14年12月に決定する。その際、7~9月期のGDPが最重要指標になる。これまでのところ、足元の個人消費は、4月からの消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減が、夏場にかけて回復するとみられている。しかし、エルニーニョの影響次第で回復が思わしくなければ、消費税率引き上げの判断にも影響しかねない。財務省などは、天候の動向から目を離せない夏になりそうだ。

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首都圏鉄道トラブル続発!総武線人身事故、東西線乗務員トラブルりんかい点検、宇都宮信号トラブル

2014-06-23 | 徒然なるままに

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2920.htmlから

首都圏の鉄道でトラブルが相次ぐ!総武線は人身事故、東西線では乗務員トラブル、りんかい線は車両点検、宇都宮線は信号トラブル!  new!!

20140623110649tetudou.jpg
鉄道運行情報首都圏の鉄道でトラブルが相次いで発生し、鉄道の運行時間が大幅に乱れています。JR中央総武線は東中野駅で発生した人身事故でダイヤが乱れ、東西線木場では乗務員トラブル、宇都宮線でも信号トラブル、りんかい線は車両点検、更には吉祥寺や国分寺等で急病人が発生しました。
他にも人身事故や車両異常、急病人が発生した駅、鉄道があり、首都圏全体で鉄道の運行時間が大きく変更されています。これから首都圏で鉄道を利用する予定のある方は、念のために注意してください。


☆首都圏鉄道各線、人身事故などでダイヤ乱れる(23日9時30分現在)
URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140623-00000010-rescuenow-soci

引用: 
レスキューナウニュース 6月23日(月)9時0分配信
23日朝の首都圏鉄道各線は、人身事故や車両点検などでダイヤが乱れています。

■ダイヤ乱れ
・中央総武線(各停)、中央線(快速)、青梅線:08:21頃、東中野駅で人身事故
・湘南新宿ライン、埼京川越線、りんかい線:新宿~池袋駅間で車両点検
・南武線:稲田堤駅で救護活動

・東武日光線、伊勢崎線、東京メトロ半蔵門線、日比谷線、東急田園都市線:05:55頃、東武動物公園~杉戸高野台駅間で人身事故
・東京メトロ東西線、東葉高速線:木場駅で乗務員支障
・東京メトロ千代田線、常磐線(各停):救護活動
・相鉄本線、いずみ野線:さがみ野~かしわ台駅間で踏切内点検
:引用終了

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硝酸態窒素 アンモニア態窒素 硝酸塩 アンモニウム塩

2014-06-23 | 花、植物

レタスは硝酸態窒素が好み キャベツはアンモニア窒素が好み

http://www.jspp.org/cgi-bin/17hiroba/question_search.cgi?stage=temp_search_ques_detail&an_id=552&category=mokuji

シュウ酸がえぐみ成分の一つであることは確かと思われます。植物に含まれているシュウ酸カルシウムの結晶がえぐみを与える他に、水に溶けやすいシュウ酸(またはそのカリウム塩)と唾液の中のカルシウム・イオンが舌の上でシュウ酸カルシウムの結晶を形成し、それがえぐみを与えることもあるようです。この他にチロシン、フェニールアラニンの分解中間体であるホモゲンチジン酸もえぐみ成分の一つと考えられています。
ご質問の硝酸態窒素とえぐみとの関係については、登録番号02361205の回答にも述べられています。硝酸塩肥料で栽培するとアンモニウム塩肥料に比べ、植物の硝酸態窒素含量が一般的に高くなります。植物に吸収された硝酸塩は必要とされるアミノ酸、蛋白質量に応じて、ゆっくりと亜硝酸塩に還元され、亜硝酸塩はアンモウム塩に速やかに還元され直ちにアミノ酸、蛋白質の合成に利用されます。基本的に亜硝酸塩、アンモニウム塩は植物の細胞にとって好ましい中間体ではないため、これらの細胞内濃度が高くならないよう、亜硝酸塩以降の段階が速やかに進行するようになっています。従って、とくに硝酸塩肥料を与えすぎた場合、細胞内の硝酸塩含量が高くなります。このような時、同時にシュウ酸含量も高くなることが多くなるようですが、硝酸塩自身は水によく溶けるため、シュウ酸カルシウムのように結晶となってえぐみを与えることは考えられません。えぐみが植物に含まれているレベルの硝酸塩そのものによってひどくなるか、無関係かは、調理科学の問題で私たちの守備範囲外のことになります。ウシでは硝酸塩含量の高い植物(牧草)を多量に摂取し、胃の微生物によって硝酸塩が亜硝酸塩に還元されると、亜硝酸塩そのものの毒作用(へモグロビンとの結合)、さらに亜硝酸とアミノ酸、アミンとの反応で生ずるニトロソアミンの毒作用(発ガン性)を受けます。しかし、ヒトの胃では幼児を除き成人では微生物による硝酸塩の亜硝酸塩への還元は生じないとされています。

浅田 浩二(JSPPサイエンスアドバイザー)

http://oo.spokon.net/seiki/master1/kaisetu/tisso.htm

「~態窒素とは?」


水質の状態を表す基本用語に、

アンモニア態窒素」 「亜硝酸態窒素」 「硝酸態窒素

この3つがあります。
何気なく「~態窒素」を使っていますが
アンモニウム塩亜硝酸塩、そして硝酸塩とは
何がどう違うのでしょうか?

これを理解することは全窒素(T-N)を求める為にも重要で す。

では、定義の説明をします。

アンモニア態窒素(NH‐N)
NH‐Nと表記する。
アンモニア態窒素とは、アンモニウム塩をその窒素量で表 したものである。
アンモニア性窒素とも言う。

亜硝酸態窒素(NO‐N)
NO‐Nと表記する。
亜硝酸態窒素とは、亜硝酸塩をその窒素量で表したもので ある。
亜硝酸性窒素とも言う。

硝酸態窒素(NO‐N)
NO‐Nと表記する。
硝酸態窒素とは、硝酸塩をその窒素量で表したものであ る。
硝酸性窒素とも言う。

つまり、「~態窒素」とつくと、その窒素量を意味するので す。

http://www.pu-toyama.ac.jp/ES/senryaku/senryaku05/chiso.html

 

窒素化合物と硝酸イオン

 

窒素化合物は,有機態窒素,アンモニウム態窒素,硝酸態窒素など様々な形態で肥料に含まれる.それらが水に溶け土壌を浸透する際に,土中の微生物によって,有機態窒素がアンモニウム態窒素に分解され,またアンモニウム態窒素は亜硝酸態窒素を経て硝酸態窒素へと酸化される.通常亜硝酸態窒素から硝酸態窒素への酸化は反応速度が速く,土壌中の溶液から亜硝酸態窒素は検出されない.硝酸態窒素は比較的土壌中にとどまりにくく河川水へ流出しやすい.家庭排水にも様々な形態の窒素化合物が含まれ,河川に流出すると水中の微生物によって硝酸態窒素に酸化分解される.

http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/syosanen/about/index.html

「硝酸塩」とはそもそもなんでしょうか?
このページでは硝酸塩の正体や、なぜ野菜の中にできるのかを解説いたします。

  • 硝酸塩は、土壌を含む自然界に広く分布しています。植物は、窒素を硝酸塩やアンモニウム塩の形で根から吸収し、これと炭水化物からアミノ酸やタンパク質を合成します。

    →土壌、肥料由来の窒素と作物体中の窒素の代謝

  • 吸収される硝酸塩などの量が多すぎたり、日光が十分に当たらなかったりすると、吸収された硝酸塩などがアミノ酸、タンパク質に合成されないで、植物体中に貯まると言われています。

http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/syosanen/about/002.html

硝酸塩と窒素について

  • 硝酸塩を構成する原子の一つが窒素(N)です。
  • 窒素は、空気の成分の約80%を占める無色、無味、無臭の気体として存在しています。水に溶けにくく、常温では化学反応を起こしにくい性質を持っています。自然界では、アンモニウム塩・硝酸塩として広く存在し、有機化合物、特にタンパク質の重要な成分となっています。
  • 窒素は、自然界に、種々の化合物となって存在します。そして、一か所にとどまらず、大気、水、土壌、生物の間を、姿を変えながら私たちの周囲を循環しています。これを窒素循環といいます。
  • 硝酸塩とは、硝酸ナトリウム(NaNO3)や硝酸カリウム(KNO3)など、硝酸(HNO3)の水素イオン(H+)が金属などの陽イオンと置き換えられたものです。
  • アンモニウムイオン(NH4+)又はアンモニア(NH3)の形をした窒素をアンモニア性窒素(又はアンモニア態窒素)、硝酸(NO3-)の形をした窒素を硝酸性窒素(又は硝酸態窒素)と言います。

http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/syosanen/about/001.html

土壌、肥料由来の窒素と作物体中の窒素の代謝

  • 土壌中にある窒素肥料や土壌有機物等由来のアンモニウムイオン(NH4+)は、一部の植物に吸収されるものの、野菜類では、土壌中の細菌により、酸化されて硝酸イオン(NO3-)になったものが主に吸収されます。
  • 作物に吸収されなかった硝酸イオンは、アンモニウムイオンに比べて土壌に吸着されにくく、そのため雨などが降ると、地下水等に流れ出すこともあります。また、条件によっては窒素N2となって大気中に放出されることもあります。
  • 植物は、吸収した硝酸イオンまたはアンモニウムイオンと、光合成により生成された炭水化物からアミノ酸やタンパク質を合成します。動物はこのタンパク質を食物として取り入れ、これを分解して尿素、尿酸の形で窒素を排出します。
  • この排泄物や生物の死体は微生物によって分解され、アンモニア(アンモニウムイオン)となり、そのまま植物に吸収されたり、再び細菌の働きで硝酸イオンとなって植物に吸収されます。
  • このように、硝酸イオンは、土壌を含む自然界に広く分布しており、植物や微生物等には重要な窒素源となっています。
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