クラスター病院職員の診療を拒否 北海道・旭川、保健所が改善要請(共同通信) - Yahoo!ニュース
北海道旭川市で、新型コロナのクラスター(感染者集団)が発生した病院などの職員や家族が、医療機関で診療を拒否される事例が複数あったことが24日、市保健所への取材で分かった。市保健所は地元医師会に計2回、改善を要請した。 市保健所によると、大規模クラスターが発生した「慶友会吉田病院」や障害者施設「北海道療育園」などの職員や家族が、診療に訪れた医療機関で「クラスター関係の方は受診できない」などと断られるケースがあったという。職員らはいずれも感染者の濃厚接触者ではなかった。 市保健所は7日と21日、市医師会に通常の患者と同様に対応するよう改善を申し入れた。
コメントから
高野龍昭 認証済み
| 東洋大学ライフデザイン学部・准教授医師法の第19条第1項に「診療に従事する医師は、診察治療の求があつた場合には、正当な事由がなければ、これを拒んではならない」と規定されており、これは「応招義務」と呼ばれています。
この「正当な事由」のある場合とは、政府の通知等では「医師の不在又は病気等により事実上診療が不可能な場合に限られる」とされています。これは医療関係者であれば誰でも知っていることです。
診療を求めた患者が濃厚接触者や新型コロナの陽性者であるのならともかくとして、クラスター感染のあった医療機関の職員であることだけで診療を拒否したのであれば、法的にも問題がありますし、非科学的な対応です。さらにはそうした問題を超えて、医療倫理の問題としてあってはならないことだと言えます。
医療関係者への差別・暴言が許せない…
と思ってきたけど、医療関係者同士でこんな事があるなんて。。。
感染のリスクという危険を顧みず勇気と使命感で戦っている人に対して、同業者のこんな仕打ちは開いた口が塞がらない
先般の旭川医大の学長の言葉といい…どーかしてる
病院の受信拒否だけじゃなく、クラスター病院の看護師の子供は保育所も拒否され、子供をどこにも預けられなくて、人出不足の中、休職せざるを得ない看護師も現実にいる。
妻がクラスター病院の看護師だということで、しばらく営業に来ないでくれと、夫の仕事にまで差別偏見が及んでいる人もいる。
差別のみならず暴言まで浴びせられることもあると聞く。
そんな思いまでしてやってられないと看護師が離職しても仕方がない。
これじゃ看護師は減る一方だよ。
まずコロナと戦う医師と医師会は明確に区別すべきです。
日本には世界有数の病床数があるのに機動的に使われていません。医師会は10カ月以上不作為を続けコロナ対策は、ほぼ無策なのです。
コロナと戦う医師(個人)と医師会(利益団体)が相反しているのは悲劇です
私は持病で大学病院に通院していますが、「患者と同居する家族が濃厚接触者となった場合も受診できません」と書いてありました。
私自身は濃厚接触者になったことはありませんが、同居する私の家族が1度濃厚接触者になったので(結果は陰性で、既に14日間の健康観察も終了)、なんだかなーと思いながらも、しばらく持病の定期受診・治療ができませんでした。癌なので、今すぐどうこうっていうんじゃなくても、この治療出来なかった期間が後々影響があるかもしれないと思うと、こういう小さい医療崩壊もあるわけで。
医療現場で働く身として思うことは、自分がいつでも陽性と思って行動すること。
これ以上感染を拡げないためにも、可能な限り自分ならわざわざ他院へ行かず自院で検査をしてもらう。
自分のところでクラスターを発生させ患者を増やさないための判断だったと思います。