いやぁ良い映画だった。
ニール・バーガー監督「幻影師アイゼンハイム」を観ました。
実は映画を観始めてからずっと気になっていた映画ではあった。今回やっと観た。
いやぁ良い映画だった(2回目)
ストーリーとしてはありがちな「身分違いの恋」がテーマ。主人公アイゼンハイムの恋人はなんと公爵令嬢!(その後皇太子の婚約者候補として再登場するので、けっこうなご身分の方である。)公爵令嬢の方も主人公に惚れちゃってるので、そこは別に問題はないんですが、令嬢と家具職人の息子じゃ周りが賛成するわけもなく。
この主人公、おそらく家具つくりとか装飾には長けてたんでしょうね。手先の器用さ等々を生かして奇術師(幻影師と名乗ってるけど)として有名になり、そして何年か後、彼女と再会しちゃうわけですよー。後はお決まりの密会コース的な。
主人公と令嬢の恋物語もさることながら、ここはあえて警部に注目したい。上司(皇太子)からは「主人公を逮捕しろ」とせっつかれ、でも主人公のことをある種友人のようなものと考えているわけです。でも皇太子に忠誠を誓ってるし。主人公の事はなんとか逮捕しない方向でいきたいし。ザ・板挟み。やっぱりありがちだけど上司はくそだった。
ところでですね、物語の冒頭(若き主人公と令嬢が密会しているシーン)で、令嬢が主人公に「私たちを消してしまって」とお願いするんです。
この時は、2人は無情にも()引き離されてしまうんですが、再会後、ちゃんと消えます。
あまり後腐れのない方法で消えます。
いやこの過程が面白いんだわ。私はまんまと騙されましたわ。最後の警部の笑顔が全てを物語ってるよね。皇太子が頭をパーン\(^o^)/したのは予想外だったんでしょうが。
いやぁ良い映画だった(3回目)
読後感の非常に良い小説を読み終わった気分になります。素晴らしかった。
なぜこんな映画が日本では流行らない。あでも流行ったら流行ったでちょっと悔しい。
ちなみにアメリカでは、最初50館くらいの映画館でしか上映されなかったらしいんですが、あまりの人気に上映館数もぐっと増えたとかなんとか。
いつもの蛇足は特にない。
あえて言えば上司(皇太子)はくそだった(2回目)
あ、そうそう。この映画あまりBGMが目立たないです。その代り、床のきしむ音とか、馬の駆けていく音とか、効果音が良く聴こえたような気がします。その点も非常に良いと思いました。
ニール・バーガー監督「幻影師アイゼンハイム」を観ました。
実は映画を観始めてからずっと気になっていた映画ではあった。今回やっと観た。
いやぁ良い映画だった(2回目)
ストーリーとしてはありがちな「身分違いの恋」がテーマ。主人公アイゼンハイムの恋人はなんと公爵令嬢!(その後皇太子の婚約者候補として再登場するので、けっこうなご身分の方である。)公爵令嬢の方も主人公に惚れちゃってるので、そこは別に問題はないんですが、令嬢と家具職人の息子じゃ周りが賛成するわけもなく。
この主人公、おそらく家具つくりとか装飾には長けてたんでしょうね。手先の器用さ等々を生かして奇術師(幻影師と名乗ってるけど)として有名になり、そして何年か後、彼女と再会しちゃうわけですよー。後はお決まりの密会コース的な。
主人公と令嬢の恋物語もさることながら、ここはあえて警部に注目したい。上司(皇太子)からは「主人公を逮捕しろ」とせっつかれ、でも主人公のことをある種友人のようなものと考えているわけです。でも皇太子に忠誠を誓ってるし。主人公の事はなんとか逮捕しない方向でいきたいし。ザ・板挟み。やっぱりありがちだけど上司はくそだった。
ところでですね、物語の冒頭(若き主人公と令嬢が密会しているシーン)で、令嬢が主人公に「私たちを消してしまって」とお願いするんです。
この時は、2人は無情にも()引き離されてしまうんですが、再会後、ちゃんと消えます。
あまり後腐れのない方法で消えます。
いやこの過程が面白いんだわ。私はまんまと騙されましたわ。最後の警部の笑顔が全てを物語ってるよね。皇太子が頭をパーン\(^o^)/したのは予想外だったんでしょうが。
いやぁ良い映画だった(3回目)
読後感の非常に良い小説を読み終わった気分になります。素晴らしかった。
なぜこんな映画が日本では流行らない。あでも流行ったら流行ったでちょっと悔しい。
ちなみにアメリカでは、最初50館くらいの映画館でしか上映されなかったらしいんですが、あまりの人気に上映館数もぐっと増えたとかなんとか。
いつもの蛇足は特にない。
あえて言えば上司(皇太子)はくそだった(2回目)
あ、そうそう。この映画あまりBGMが目立たないです。その代り、床のきしむ音とか、馬の駆けていく音とか、効果音が良く聴こえたような気がします。その点も非常に良いと思いました。