記憶の場所

観た映画の感想をつれづれなるままに書き連ねるブログ。週1~2本、たまに映画館。

クリス・コロンバス監督「ピクセル」

2015-09-20 20:42:46 | ハ行
とりあえずこれで今年観たい映画は押さえたかな。

クリス・コロンバス監督「ピクセル」
ゲームがエイリアンのせいで実体化して襲ってくるというトンデモ設定だけど憎めない映画。
面白かった。たぶんね、人生にとって何の感銘も影響も与えないと思うけど面白かった。

誰でも一度は人生のうちに、「ゲームを実世界で…」とか思うことはあると思うんだよね。かくいう私も「どうにかしてリアルにポケモンをゲットできないものか…」と考えたことはある。今は悪魔召喚プログラムを手に入れたいところだけども。
どうもラドローくん(ジョシュ・ギャッド、オラフの声の人だって!)も同じことを考えていて、エイリアンのおかげで夢が叶ったみたいだけど。そしてあのオチwww草生えるわwwww
それにしてもラドローくん、オタクの嫌われる部分を全部詰め込んだようなオタクの設定だった。気持ち悪かったwのに、真実の愛とかww笑うわwww
設定が非常にご都合よい感じでできているので、そういうのが苦手な人は…っていないよね?大丈夫よね?

あの攻め方だとエイリアンもあまり敵意はなさそうなので、いや実際はあるのですが、実に平和的なバトルではあると思う。敵も怖くないしね。テトリスが出てきたときちょっと嬉しかった。
敵の攻撃を受けるとピクセルというかドット状になるのは実にSF的で良い。アレだろ?あのキューブは高度な情報処理演算能力を持ってるんだろ?で、一度侵食されると結晶化が止まらなくなり、徐々に伝染するんだろう。話が良くわからない人はラノベ版「アバタール・チューナー」を読めばいいと思う(宣伝)

一番の問題はアレです。あの映画、吹替が面白すぎます。主人公の吹替を柳沢慎吾がやっている時点でお察し。
いわゆるタレントさんたちも入ってますが、上手い方々なので違和感はないです。むしろほかの方々にもこれくらいやってほしい。
柳沢慎吾のアドリブが面白すぎるという前情報はゲットしていたので覚悟していたのですが(普通に「あばよ!」って言ってた)、神谷明さんが一番八ちゃけてたと思う。
神谷さん、女性を評するとき、「もっこりちゃん」って言ってたぞ…。それなんて冴羽リョウ……?
どこまでが台本でアドリブなのかわかりませんが、主人公の「ガンダルフとハリポタが同席してる」はアドリブなの?台本なの?監督がクリス・コロンバスなのに引っ掛けてるの…?

力を抜いてリラックスしながら観るのに最適な映画でした。いや素晴らしかった。


蛇足
パックマンの生みの親が出てきてたけどパックマンに食われてた。ワロス。

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