記憶の場所

観た映画の感想をつれづれなるままに書き連ねるブログ。週1~2本、たまに映画館。

カリン・クサマ監督「インビテーション」

2017-12-09 11:39:48 | ア行
伏線…あったっけ?

カリン・クサマ監督「インビテーション」

元妻がパーティーの招待状くれたから行ってみたら宗教勧誘だったよ!

以上。

だからしばらく会っていない知り合いからのお誘いにはホイホイ乗るなと。

一応もうちょっと深い話ではあるんだけれども、ざっくり言うとこんな感じ。
元妻も妻の新恋人もなぜか旧友たちの集まりのはずなのにいる初対面の人たちもすごく熱心に宗教を勧めてくる。
挙句宗教勧誘ビデオとか見せちゃう。
主人公のことを「落ち着け」とか空気読めない人扱いしちゃってたけど、どちらかというと空気読めてないのは君たちでは?みたいな。
飲み会の席の告白ゲーム☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイみたいなパリピなノリの中で「妻を殺して7年服役してた」とか話しちゃう。
これには登場人物だけじゃなく視聴者もドン引き☆

サスペンスというよりも、主人公が「俺が間違ってるのか…」と若干居づらさを感じているあの空気感が伝わってきて、そっちの方がある意味背中がゾワゾワする。あの空気感嫌よねぇ。

まぁ先読みしなければ面白い映画(先読みしちゃうと一気につまらない映画)だとは思うんだけれども、最初の動物と事故っちゃうシーンはいらなかったと思うし、その時間を使って後日談というか、結局なんだったのか、いや集団自決をしようとしたところまではわかるんだけれども、局所的ではなく団地丸ごと集団自決をしようとしていたみたいで、ということは各家に宗教関係者が紛れ込んでたりそもそも家主が宗教やってたりしたわけでしょ?そのあたりを解説してくれた方が良かったと思う。

レンタルで借りてみる分には満足でした。

蛇足
だから無理矢理エロを詰め込まなくてもいいのよ(未遂だったけど)

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