桜が咲く季節になりました。
各地の桜の名所を愛でる旅は
隠微で静謐な悦びです。
しかし
僕個人は
山中に一本だけ咲く
大山桜の如き趣を好みます。
山中に山桜を植えるとか
川縁に染井吉野を何千本といった趣は
食傷ぎみになり
くどいセンスです。
自然植生からいっても
桜だけの単一な林分があるとは思えませんし
逆に病害虫に弱い桜になるような気がします。
同様に
ツツジだけとか
アジサイだけとかの公園、名所も愛でる気がしません。
ぼくは
あくまで
緑の葉っぱを中心にガーデニングをするという
伝統的造園やポール・スミザー氏のナチュラルガーデニングを実施
したいです。
ウツギや
ヤマツツジ、ミツバツツジ、ヤマアジサイ、ノリウツギ
ユキヤナギ、ヤマブキ、ヤマハギ等の低木と
キンキマメザクラやヤマザクラ
ツリバナやマユミを混植するイメージが良いです。
増えすぎた場合は
ぼくが除伐します。
おわり
高橋(デザイン企画)