窯出しをする前から予約済みで受注残あり、いつもは『在庫はあるので販売に力を注い
で・・・』と言われるのに経験のしたことのない状況に嬉しい悲鳴を上げる。年の瀬を迎え
て景気のいい話、結構なことだ。焚口を壊して覗いてみると一見して、いつもと変わっ
た様子は見受けられない。窯の中に入ると未だ温かく暫くすると薄っすらと汗がにじんで
くる。窯の中は炭を取り出すたびに灰が巻き上がりもうもうとする。マスクの密着具合が悪
いと隙間から塵埃が入り込み口や鼻の周辺が黒くなりカールおじさんのような様相にな
る。炭出し班、次の材料準備班、施設周りの草刈り班が平行して作業を進める。今日は
午前中の予定?午後にも少しやろうとなり炭木を立てるところまでやり結局4時までとな
る。明日は店を開きながら窯立てをしてお客さんが見学したいようであれば案内しようと
いうことになった。明日は今年最後の店、窯立て、年末清掃と忙しく働いたら夕方5時か
ら忘年会。
桑中班は年末の炭焼き当番で暫くのご足労。
焼き上がった炭
裁断、袋詰め
次の窯立て、敷木を敷く
入口まで立てた炭木と枝木
天気で草刈りもはかどる