この時期になると気象用語にもなっている『春に3日の晴れなし』をよく使う。
外で何かをしようとすると雨のために中断させられ、区切りがつかないから
ズルズルと先送り、送られた先で大慌ての後始末と相場は決まっている。
今日も今日とて、さあとばかりに椎茸駒を打とうと外に出るとパラパラと落ち
てくる。負けるもんかと、頑張るが風が冷たく指先がジンジンしてくる。
敵わん、暖かい所に逃げ込む、こんなことの繰り返し。
そんな天気の中、炭窯はゆっくりと温められ午後一には点火をみるかと思い
きや、夕方まで引っ張られる。朝は未ださんだらで煙突を塞いでいたので遠
くから見たら煙が見えず、まさか・・・・取り越し苦労。
通風孔、煙突を全開にして点火作業を始める。と同時に木酢液の採取を始
める。9時の時点で69℃、以後も割とスローカーブを描き火を点けてから48時
間後に79℃となった。焚口を閉鎖し煙突、通風孔の調節開始。
9時ごろ
17時ごろ