昨日の最終が120℃と高め、一晩で大きく上がらないことを願っていたが調
節の期待範囲を超え朝一で228℃と思わぬ挑戦状を突き付けられる。窯の
中の葛藤とは別に煙突から出る煙は穏やかそう。
さてさて、このままではもう一晩越えることが難しくなるので、コロナウィルス
よろしく抑え込みに走るしかなくなり、取り敢えず夕方に向けて余りダウンさ
せない緩やかな上昇を目指すことになった。
煙突の枝を増やし、通風孔も4/5くらいまで絞って様子をみる。もし、このペ
ースが押さえられない場合、夜中・明け方の作業も避けられなくなることが頭
を過る。11時に220℃までダウンしたのを受け暫くは様子見としたが13時にな
ると116℃と更に下がる。このまま下がり続けるのは好ましくないから枝を減ら
す。少しでも調節すると心配になるから細目に検温。15時、116℃のままなの
で枝、通風孔を微調の結果、17時に230℃まで上がり下降は避けられた。
問題は皆が寝静まっている時にとんでもなく温度が上がってしまう若しくは上
がらないことだ。通風孔を微調して今晩は静かになるようお願いする。
今回の材料は伐採し炭木に加工してから寝ていた期間があり乾燥が進んでい
たのか、木酢液の量が少なく、今日は朝から雫がポタリ・ポタリの状態になる。
明日はいよいよ決戦の時となる。
9時ごろ
17時頃、中では煙の色が薄くなった