桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

『新窯工事、20日目』

2014年10月16日 18時11分46秒 | 新窯工事

母屋の屋根下から外に向けて出す屋根を綴(しころ)屋根という。元々、綴というものは

兜の後方を守るもので頭の部分から垂れ下がっている。これに由来して出屋根のような

ものを通常、しころを出すと言う(?)。

炭小屋の母屋から2㍍くらいの物置にする部分が綴に相当する。今日はその柱建て、桁

上げの準備作業を行った。朝は冷え込み集合時間にはもう焚火での出迎え、こんなにも

早く焚火が恋しくなるとは・・・・

天気の変化は目まぐるしく晴天の午前、小雨に遭い冷え込んだ午後、身体を休ませると

寒さを感じる。夕方は再び朝方の気温に戻り焚火が欲しくなる。

 


『季節の移ろい』

2014年10月14日 12時53分57秒 | 新窯工事

台風一過のドピーカン、どうもこの表現は昔の表現みたいで最近は少しの間ズルズルと

した天気の後に訪れてくる。今朝も台風は東北の方に逃げたのに曇天、雨混じりで涼し

いを通り越して寒い。昨日も作業中は風と雨に見舞われ屋根の下にいて身体を動かして

いたのに、指先や足元が寒く感じる。

休憩しながら温かいお茶を飲む。暑さを凌ぐための仮休憩所で暑い々と言いながら年寄

り連中がアイスクリームを頬張っていた事は遙か彼方の事のように思える。

暑い中、寒い中、何れに居ても元気なメンバーに敬服。


『台風の中 新窯工事、19日目』

2014年10月13日 17時30分44秒 | 新窯工事

朝の内は左程の雨風はなかったが集合の9時頃は雨脚がやや強くなりかけていた。今日

の作業は母屋の追加を始めとする切りのないほどある。小雨模様の内に伸び放題になっ

ていた草刈りをする班、小屋では母屋を作る班に分かれて作業を進めていく。

母屋の長さは11mくらい必要だが材料は1本が4mの角材だから3本を接続したものを

使う。屋根の重みを真面に受ける所だから後からの追加は結構な作業になった。

午前中に1本、午後からは容量がよくなり2時間ほどで仕上げてしまった。午後からは

風雨が強くなり壁のない小屋にも雨が吹き付ける最悪のコンディションだったが頑張っ

た甲斐のある仕事に満足、満足。天候が回復するであろう16日を次の作業日に決定。


『嵐の前の静けさ』

2014年10月12日 12時30分39秒 | 日記

明日13日は久々の炭小屋工事が予定されている。稲刈りなど農事で一時中断していた

が、これからは炭小屋関係の作業が再開され忙しくなりそうだ。

張り切っていたのに台風接近の気になるニュース、曇り空ではあるが風は無いし穏やか

な天気だから台風の影響が出てくるようには感じられない。どうも、明日の夕方最接近

らしいから作業への影響は微妙。

何はともあれサッサと通過して被害のない事を願うのみ。

 

八雲町ポータルサイト 八雲ネットで桑炭会の紹介をしています。

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『町内の蕎麦畑』

2014年10月10日 18時06分49秒 | 日記

町内を走っていると田んぼの中に白に近い薄緑の畑に出会う事がある。今、花盛りの蕎麦畑だ。町内にどれくらいあるのか定かではないが私が知る限り最低2か所はある。

蕎麦畑と言えば咄嗟に信州となるが、昨今は減反や稲作からの転作で何処ででもみる事ができる風景の様だ。昔、百姓は苦労して収穫した大半を年貢で取りたられ、手元には食べる量すらなくなり食いつなぐため蕎麦を栽培したとある。

今はダイエットにもいいと人気がある。同じ蕎麦なのにこうも違う蕎麦事情。