カルト的?な人気を誇る、『天才マックスの世界』や『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』 コレ
のウェス•アンダーソン監督最新作
全米では公開済み、日本では、東京国際映画祭でも上映されました 一般公開は2008年3月予定。
20th FOXさんの試写にて鑑賞してきた☆
お話は簡単に言うと、、、
オトナになりきれない3兄弟が、"ダージリン急行"に乗って、インドを旅する
愛と希望と再生のロードムービー
ウェス・アンダーソン作品は全部観てるんだけど、今いちテイストが好みではなくていつも評価はフツウになっちゃう。
それでも毎度キャスティングが最高!!
今回も、顔中ケガだらけで仕切り屋の長男フランシスを演じるのはウェス監督と昔からの友人 オーウェン・ウィルソン。
似てない次男、ピーターにはエイドリアン・ブロディ。
コッポラ一族でウェス監督とも親交の深いジェイソン・シュワルツマンが
三男ジャックを演じる。
父の死をきっかけに互いに会話をしなくなった3人兄弟。
彼らは再び家族の絆を取り戻す為に11個のスーツケースを抱え、インドで列車のスピリチュアルな旅に出る。
まさしく珍道中!
再び兄弟となり、繋がりを深めることができるのか?
本編前には、三男のジェイソン・シュワルツマンが元カノジョとホテルの一室で再会するエピソード、
13分の短編『ホテル・シュバリエ』が上映される。
ここでは、以前ゴシップでも載せたけど ナタリー・ポートマンがヌードを披露する。
とはいってもバストは映し出されずに、お尻と全体のカーブを見せる。
嫌らしさがなくて美しいの
こちらの短編は、兄弟3人で旅に出る前のエピソードになっていて
ちょっとオシャレな雰囲気かな。とくにオチがあるわけじゃないけど なんとなくいいカンジ。
------------------------話は『ダージリン急行』に戻って、、、、。-------------------------
ウェス監督の映画って、ハマる人はとことんハマっちゃうけど
そうじゃないとわりとどうでもいいような、、、、
ただ絵(画)的にいつも美しいこだわり持って創る人だ。
『ザ・ロイヤルテネンバウムズ』の時にはアディダスのお揃いの真っ赤なジャージをベン・スティラー親子に着せたり
グゥイネス・パルトロウにはラコステのカジュアルワンピ着せたり、
前作『ライフアクアティック』では ビル・マーレイたちチームにお揃いのアディダスのシューズ履かせたり☆
今回のこだわりは、
なんと、ルイヴィトンのデザイナー、マークジェイコブスに頼んで特注でたった1点づつのみ作らせたという
ヴィトンのスーツケース
父親の遺品ということで3人が旅で持ち歩くアイテム。
観てるとき、可愛いスーツケースだなぁと思ったらヴィトンだったのね。
サファリチックに野生動物がプリントされてるの♪
んで、バックに一個づつ番号書かれてる(笑)
この映画のファン、もしくはヴィトンファンなら欲しいだろうな~。
これ、今はどこかに展示されてるみたい☆
劇中では、椅子かわりに座ってみたり、列車に乗る前にぶんなげたりしちゃってます (さすが簡単には壊れないヴィトン)
そんなわけでアイテムにも相変わらず凝ってて、音楽も独自のこだわり健在。
タランティーノみたいに既存の曲からうまくセレクトしたラインナップ。
今回はエンドにかかる『オーシャンゼリゼ!』のインドver.が良かった♪
そうそう、このメインキャストのほかに、いつものメンバー
ビル・マーレイがカメオで出演、アンジェリカ・ヒューストンも3人にとって重要な役柄で妖しく登場!
7/10
すっごい笑えるとか、面白かった~!っていう映画じゃないんだけど、
キャスティングがいいのと、3兄弟のとぼけたキャラがイイ
特に、エイドリアン・ブロディなんてこの映画に一見合ってないような人だから
逆に新鮮。
何度か観てるうちにハマってっちゃうような作品かも☆
とりあえず、インド 旅したくなります
例えば、ダージリン急行のこの車両!全体のデザイン、色合いなんかもすごい可愛い
この映画はウェス監督とジェイソン・シュワルツマンと、ロマン・コッポラ、3人の共同脚本。
事前に3人はパリで生活して書きはじめ、その後ほんとにインド旅行(3人旅)
をして兄弟のふりもしたんだとか。
こうしてちょっとクレイジーで、個性的なキャラたちが出来上がったのかな。
3人にミスマッチなインドの風景も素敵な1本
officialsite
(日本のサイトまだ)
THE DARJEELING LIMITED 2007年 アメリカ 本編101min(+短編13min=114min)
2008年3月公開予定!!
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プレミアで。
ロマン・コッポラ(ソフィアコッポラの兄。真ん中)とキャスト。
ナタリー・ポートマンとウェス監督。
この兄弟(役)(真ん中と右)眉のさがり具合がそっくり。
アンジェリカおばさん、なんとなくすごい存在感威圧感?
オーウェンはこの日は欠席。
8月26日に自殺未遂をしてしまったけど今は新しい彼女(女優ミシェル・ライアン)も出来、順調に回復中。
それでも、予定されてた友人のベンスティラー監督作品には主役からカメオに変更xxxxx(トムちんがズラでカメオ出演映画☆)
頑張れ、オーウェン
ウェス・アンダーソン監督の次回作は
ロアルド・ダールの児童文学「父さんギツネ バンザイ」を原作にした『The Fantastic Mr. Fox』が2009年に予定。
声の出演には、ジョージ・クルーニー、ケイト・ブランシェット、ジェイソン・シュワルツマン、ビル・マーレイが決定。
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