今年のトロント映画祭でオープニング上映!
ジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリスが同一人物ということでも話題
未来からタイムマシンで送られて来るターゲットとなる未来の犯罪者を抹殺する
暗殺者をルーパーと呼ぶ。
未来の自分を消し去ったら、今の自分は??
それでも、奴を消さなければ自分も消されてしまう。
監督&脚本は、2005年のジョセフ主演の学園ミステリー
「BRICK ブリック」を長編初監督作として撮って評判を得た、ライアン・ジョンソン。
以前からあたためていたこの企画は再度ジョセフ起用と決めてたようで
問題は、オファーOKの出たブルース様にどうやって似せるかということ。
情けない顔の象徴でジョセフのチャームでもある、タレ眉を
目頭に思い切り寄せて、ブルースお得意の眉間にシワ状態にし
眉書いたらハイ、ヤングジョーの出来上がり!
Before After
って、このメイクに3時間もかけたんだとか。
かかりすぎだろー っていうか、眉濃すぎだよ。海苔はってるんじゃないんだから。
むしろこんな黒い眉じゃなく金に染めて薄めにして寄せればよかったのに
口角下げて口にシワ、上下唇も薄くしたら出来上がり♪
30年後の自分に、髪が薄くなったオールドジョーにブルース・ウィリス。
エミリー・ブラントは一人息子を農場で育てるシングルマザー。
ポール・ダノも前半でちょこっと出演。
「バックトゥザフューチャー」やドラえもんの定義だと
同じ時空で自分に会っちゃダメなんだけど こちらはアリ。
声も昔のブルース様の演技を観て研究したらしく、
静かに喋るトーンも表情もそっくり。
初めの方はジョセフがどんだけ表情似せてるかが面白くて惹き込まれちゃう。
2050年という近未来って設定だけど
タイムマシンは鉄釜みたいなレトロ
タイムマシンの開発が実現するも、法律で使用が禁じられている近未来。法を恐れぬ犯罪組織が、消したい標的をタイムマシンで30年前に送り込み、そこにいる「ルーパー」と呼ばれる暗殺者に標的を殺させていた。凄腕ルーパーのジョーはある日、いつものようにターゲットの抹殺指令を受けるが、未来から送られて きた標的は30年後の自分自身だった。
8/10(80点)
期待通りの面白さで意外な展開と見応えもたっぷり、最後まで惹き込まれた~。
メイクで別人。
ブルース様に似せてる顔みてるだけでも面白いんだけど
脚本もなかなか面白い。
何故、未来からやってきて現代で逃げ始めるのか?と思っていると次第に明らかに。
上海にいた頃に出逢った愛する女性を殺されたジョーは
殺した相手である、レインメーカーという闇組織の大ボス謎の独裁者を殺しに向かう!
最近の出演作、サエない感じのが多かったけど、久々にカッコいいブルース様がみれて
大満足
途中から、シドという少年が出て来て この子がまたうまい!
ホラ、なんかホラー顔してるの!
オカルト的展開は、オーメンかと思っちゃった。最高。
この先、ネタバレあり
なんとこの男の子が、未来の独裁者であり幼少期の悪夢から
ダークサイドに入り恐るべき人物となる謎の「レインメーカー」だった!
母親は守る。愛する息子のため。
男は過去に戻る。愛した人を死なせないため。
そして、自分を殺さなきゃ殺される運命にある男が選んだ道は
自らの命を自分で絶つことだった。
少年の未来が一瞬に見えたジョーは決断する。
悪のループがめぐりめぐらないように。
シド少年の、邪悪な道への導入口を断ち切った。
でも少年の能力は持ったままだし、ジョーひとり死んだからって
未来が簡単に変わるとは思えないけどね☆笑
LOOPER 2012年 アメリカ 118min
2013年1月12日よりロードショー
2012/9 トロント映画祭にて。
いつもプライベートフォトだと情けな顔になるよね、ジョセフくん。
ちなみに、ブルース様は日本で2012年2月8日公開の
「ムーンライズ・キングダム」にも出演してます♪
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