イタリアのホラー界の奇才、ダリオ・アルジェントの最新作(といっても2012年作品)は
古典、ドラキュラを題材とした3D
日本での公開は2Dでレイトショーのみ。
3Dも1日上映したけど、字幕なし映像のみってことで迷わず2Dでやっと観てきた★
アルジェントといえばわたしが一番怖いと思ってるホラー、「フェノミナ」を撮ったお方
日本での公開は2009年の「ジャーロ」以来、久しぶり!!大好きなヴァンパイアもの♪
3Dで撮りたいとの希望でこのたび撮ったらしいけどあちらでの一般の評判はいまいち?だけど
カンヌでは拍手喝采!
3D嫌いなわたしにはむしろ2Dで十分満足。
ドラキュラ伯爵に「ワルキューレ」「ホステル3」リーアム・ニーソン似のトーマス・クレッチマン。
でました!冒頭から美女のぽろり、っていうかボロン。
最初の犠牲者、美しいタニアには「妹の誘惑」のミリアム・ジョヴァネッリ。
この方、肉感的な唇に 豊満なカラダ。魅力的
惜しげもなく脱ぎっぷりもよくてその身体に女のわたしですら見惚れちゃう
さすがアルジェント監督、良い素材見つけてくるね! 笑
他に、伯爵の最大の獲物。慎ましい美女に、マルタ・ガスティーニ。
その夫で図書館司書、ジョナサンにウナクス・ウガルデ。
ドラキュラの宿敵といえばヴァン・ヘルシングにルトガー・ハウアー。
吸血鬼専門家で吸血鬼退治。
耽美で残虐。まさにアルジェント流、ドラキュラ
7/10(77点)
色々ツッコミどころも多いけどそこ含めて面白かった~
CGもかなり使用していて、ストーリーは古典ながらも現代ならではの映像で魅せる。
さすがサスペリアの監督アルジェント。
その殺され方は美女は残酷に美しく、男も容赦ない
効果音と音楽ももちろん最高。
「シャドー」の頃からのアルジェント作品ではおなじみの音楽クラウディオ・シモネッティ。
ドラキュラ、キレて暴れまくる☆
気になる面白ポイント
ヴァンヘルシングどっからいきなり現れたのってくらい唐突の登場、
ドラキュラの館から逃げるように馬に乗るときに、ミナどうやってあの高さの馬に
一人でスカートで乗れたの??
ハエの集合体がドラキュラ伯爵に変身!
いきなりなぜ巨大カマキリ?
森で突然現れては消えてくオオカミご用心。
アルジェントの娘、アーシアの思わせぶりな首のスカーフ巻き。
タニア嬢に入れ込む薄汚い男。
この美女もすごいけど
アーシア嬢(アルジェント娘)も相変わらずすごい。
パパの前でフルヌードもちゃんと女優魂で平気なのね凄いわ
ドラキュラ好きはぜひ
1893年、トランシルバニア。ドラキュラ伯爵は、仕事を探して村にやってきたジョナサンの妻ミナを見初め、ミナの友人ルーシーらを利用してミナを手に入れようと画策する。一方、ドラキュラ伯爵の宿敵でもある吸血鬼専門研究者のヴァン・ヘルシングが、不思議な出来事が相次いでいると聞きつけて村へやってくる。
DARIO ARGENTO’S DRACULA 2012年 イタリア=フランス=スペイン 110min
3月8日より、レイトショーにて公開中~28日まで
女性は毎日千円
カンヌ国際映画祭にて
アルジェント監督、嬉しそう