「π」「レクイエム・フォー・ドリーム」「ファウンテン」「レスラー」「ブラック・スワン」の
ダーレン・アロノフスキー監督最新作は誰もが知る「ノアの箱舟」をテーマにした大作。
ダーレン監督は本人曰く、クリスチャンではなく信心深くないユダヤ教徒」を公言していて
この物語に元々思い入れはあったようで、聖書の内容を曲げていないという主張。
あくまでも、「ハリウッドがこれを作ったことに注目してほしい」ということらしい。
主演のノアには、暴れん坊 ラッセル・クロウ。
その妻、ナーマに「レクイエム~」にも出演したジェニファー・コネリー。
そういえば二人は「ビューティフル・マインド」で昔共演してた
息子次男ハムにローガン・ラーマン 拾い子イラにエマ・ワトソン。
2人は「ウォールフラワー」で共演済み
エマはハリポタ以来いろいろ出てるけどうまくハーマイオニーを脱出出来た感じ。相変わらず綺麗
長男でイラの恋人セムにダグラス・ブース。「ジュピター」にも出演のイケメン。
方舟を乗っ取ろうとする悪人、トバルにレイ・ウィンストン。
長老、メトシェラおじいちゃんにアンソニー・ホプキンス。
ヨーダに見えたわ。
神からの使命を背負ったノアは、近い未来、洪水でこの世が終わるということを夢のお告げで知る。
その準備として、巨大な方舟を作り様々な動物たちを雄雌一対づつ乗せ
新たな土地で新しい世界を作るということを実践しようとする。
だったはずだけど、映画ではノアの人間としての悪の部分も描かれる。
まずは、巨大な方舟をどうやって造るのかと思ってたら、、、、
謎の木の巨人たち登場!(CG)で次々に方舟作りを手伝ってくれる。
これにはえーー?と引いた 最後には慣れたけどはじめ違和感だったなー。
(画像はなぜかほとんどない!1枚だけみっけ。)
←こんなん。
そして我らもと、出来上がった方舟に乗ろうとする人間たち(敵陣)を打ち負かしてくれるのも
この謎の木の巨人?だけど こんな大きいのにけっこうあっさりどんどんやられて
その度に天国へぴゅーっと煙になって飛んでった 笑。これも不思議な光景だった。
聖書とは違う部分も多い。
まず、ノア本人は神の言葉に忠実になるあまり
人間は悪を持ってしまったがために滅びる運命である。と考えたノアは
悪の根源であるとされる自らと、妻とその息子らも 新しい地に着いてからは絶やすと宣言。
そして一番下の子だけを生かすというのだが、
幼い頃の傷によって子供が産めないと思われていたイラは、長老でおじいちゃん、
アンソニー・ホプキンスのハンドパワーで産める身体になっていた。
ヨーダか?
妊娠に驚いたノアは、産まれてくる子供が男の場合、最後の人間はその子。
女の子の場合、その場で刺し殺す!と言い一家はパニックに。
次男ハムは、自分だけ女がいない、兄貴はいるのになんて拗ねて
外に飛び出してやっと運命の彼女を見つけたかと思ったら
父親ノアに見殺しにされて 方舟と父親を狙う悪人に加担しようとする。
方舟に向かって続々と姿を現す動物たちは彫刻によるレプリカとCGIを組み合わせて作られている。アロノフスキーは「箱舟が現代の動物園のように見えてほしくなかった。デジタルで描くことであらゆる種類の動物たちを見せられる」と言い、絶滅した動物までも再現した。
一斉に方舟へ進む光景は美しく、スケール感と見応えあり
同じ動物いっぱいいるように見えるがこれそれぞれほんとに一対づつだったの?笑
それにあの方舟にそんなに乗れるか?と思ったけど見事に収まった。
大量に餌いるはずだけど?とか、皆糞とかするし臭そう誰が世話を?とか
動物同士の弱肉強食は?と思ったら匂い薬?かがせて全員眠らせてた。
最後の方で素っ裸で横たわってたノア、息子たちも呼んで自らいよいよ死ぬのかー
と思ったらただ酒浸りになってただけ?
ノアや出てくる人間を通し、人間の愚かさ
何が正しく、何が不正か。愛を持って生きるべきという答えを見出すことになる。
6/10(60)
というわけで、楽しめたってほどでもないけどつまらなくもなかったので
まぁまぁかな。
わたしとしては宗教を信じてるわけではないからその辺はまったくこだわらないのですんなり
入っていける。
あくまでも娯楽映画として楽しむ作品です
世界を呑みこむ大洪水を前に、重大な使命を負ったノア。なぜノアが選ばれ、彼は神と何を約束したのか?そして世界の始まりの真実とは──?
映画『ノア 約束の舟』特報
NOAH 2014年 アメリカ 138min
6月13日より、ロードショー
プレミアにて。
最近また、まぁるくおなりになったラッセルさん来日済み
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