大好きだった横綱稀勢の里が、土俵を去ることになりました。
私は、久しぶりの日本人横綱 稀勢の里をずっと応援していましたので、
残念でたまりません。
https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/d/20170127
しかし、1番無念だったのは、勿論、稀勢の里自身だと思います。
稀勢の里は、昨日の引退会見で
「横綱として皆さまの期待に応えられないのは、非常に悔いが残りますが、
土俵人生において、一片の悔いもございません。」
「やり切ったという気持ちが一番最初に出ました。
本当にいろいろな人に支えられて、1人じゃここまで来られなかった。
感謝の気持ちでいっぱい。」
という周囲への感謝を述べながら、涙を流していました。
会見の時に流した涙には、稀勢の里の様々な思いが込められていて、
胸に迫る物がありました。
また、今後は親方として「ケガに強い力士を育てたい。」とも語っていらっしゃいました。
ケガに悩まされた御自身の力士人生を振り返っての、心からの抱負だと思いました。
稀勢の里は今後、荒磯親方として後進の指導にあたるそうですが、
きっと素晴らしい親方になるのではないでしょうか。
栄光と挫折の両方を知っている指導者こそ、本当の指導者になれると思うからです。
稀勢の里の、これからの人生もまた素晴らしいものでありますよう、願ってやみません。