ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

ピアノレッスンへの導入~集中して積み木で遊ぶ

2019-02-11 | 発達性協調運動障害児

D君は、4歳の可愛い男の子です。

3週間に1度を目安に、ピアノの導入レッスンをしています。

D君はお喋りも上手で、理解力もあるのですが、
手指の力が弱いので、まだ本格的なレッスンは行っていません。

今は、ルービックキューブで遊ばせたり、塗り絵をさせたりして、
なんとか手指に筋肉を付けさせたいな~と思っているところです。

先週のレッスンの時は、積み木を使って遊びました。

ひらがなさいころつみき

くもんの このサイコロ積み木は、小さい子にピッタリなサイズで、
積んだり並べたりするのに好都合です。

先日のレッスンでは、この60個の積み木を使って、色々なことをやりました。

この積み木は、6面体の1面だけに、可愛い挿絵が描かれています。

私は「この積み木を、ぜ~んぶ、絵を上に向けて並べてね。」と言いました。

すると、D君は小さな手をクルンと曲げたり伸ばしたりして、積み木の向きを変え、
全ての積み木を、絵を上に向けて並べてくれました。

「D君、凄いね  積み木を全部、きれいに並べてくれてありがとう。」

私がそう言うと、D君は、得意そうなお顔で笑ってくれました。

 

大人にとっては簡単なこんな動作も、小さい子や、筋力の弱い子には難しい動作なのです。

そして、この様な動作は、手指の感覚を養い、
それと同時に筋力を付けるトレーニングになると思います。

全ての積み木を並べ終えた、D君の満足そうなお顔が忘れられません

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