一昨日は、テツ君(小4・ADHD児)のレッスンでした。
テツ君は、静か~にレッスン室に入ってきました。
かといって、落ち込んでいる様子でもありません。
「テツ君、こんばんは。」
「こんばんは。」
御挨拶も、きちんとしてくれました。
そしてピアノに座ると、自分で楽譜を開いて準備を整えました。
「テツ君、今週は、練習出来ましたか?」
「はい、しました。でも、1日だけです。」
「まあ、そうなのね。1日でも練習してきたのは良いことよ。」
(T君は、練習しないでレッスンに来ることの方が多いのです)
「はい。でも、昨日1日だけですから、少ないです。」
テツ君は、真面目な秀才君みたいに謙遜しました。
つい最近までのテツ君は、
1回でも練習してくると、玄関を入るなり
「ららみ先生僕、練習して来ました~
」と大威張り
反対に、練習してこなかった日は、
沈んだ面持ちでレッスン室に入って来ては、申し訳ないような様子をしていました。
そんな感じで、非常に分かり易かったのですが。。。
ひと月程前から、テツ君は、ポーカーフェイスのテツ君になってしまいました。
喜怒哀楽が激しくて、ヤンチャだったテツ君も、既に4年生。
私は、ヤンチャなテツ君が可愛くてたまらなかったけど、
テツ君も成長しているんだなぁ。
テツ君の成長は、嬉しいようでもあり、ちょっぴり寂しくもあり。。。