ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

丁寧に生きる~小川 糸の小説に出て来る女性達

2019-06-15 | 読書、文学など

今年の春頃から、立て続けに 小川 糸 さんの小説を読み続けています。

まず最初に「ツバキ文具店」、その続編「キラキラ共和国」

次に、「つるかめ助産院」、「食堂かたつむり」

そして、たった今 読み終わった「あつあつを召し上がれ」

 

どれも、一気に読める程読みやすく、
そして、一気に読んでみたくなる程 魅力的な小説でした。

小川 糸さんの小説には、
哀しい生い立ちの女性や、切ない体験をした女性が多く出てきます。

そして、その女性達は、自らの運命を呪ったり自暴自棄にならず、
毎日を丁寧に生きているのです。

読みながら、そんな生き方をする主人公達に、
私は、「頑張って。」とか「えらいね。」と呟いてしまいます。

私自身が、主人公達の隣に住んでいるかのような、
そんな気持ちになるからだと思います。

それ程、心の中に映像が浮かびやすい小説なのだと言えるでしょう。

そう言えば、「ツバキ文具店」と「つるかめ助産院」は
NHKでドラマ化されたそうですし、

「食堂かたつむり」は、映画化されているみたいです。

私は、どれも観たことはないのですが、
ああ、確かに、小川 糸さんの書かれる小説は、
映像化したくなるような小説が多いな~と思いました。

 

ところで今、私のピアノ教室には、大学生の女の子が2人習いに来ています。

2人共読書好きで本に詳しく、時々、本の話をするのも楽しみです。

この間はCちゃんに、ドリアン助川さんの「あん」を薦められました。

大学の授業で取り上げられた本らしく
「意外とおもしろかったですよ。」と薦めてくれたのです。

立て続けに読んだ 小川 糸さんの小説は一休みして、
次は「あん」を読もうかな~と思っています。


コメント    この記事についてブログを書く
« 心が元気になる花~東田直樹... | トップ | 3年生男子の言葉が感慨深い »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

読書、文学など」カテゴリの最新記事