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教育系ポップスバンド 風船花(ホウセンカ)の活動日記
日常の中であれこれ思ったことなど

栗山町南学田小学校の研究

2012年10月04日 23時58分38秒 | 日記・エッセイ・コラム

南学田小学校の当時の研究紀要をいただいた。

読んでいて、とても熱い気持ちなった。

一部を紹介する。

研究の厳しさから逃避すべきではない(昭和43年度研究のまとめ)

 年度も終わりに近い研修の席上で、校長から次のような助言がなされた。
「私たちは、授業実践を中心にして研究会を度々行ってきたが、私はそこに物足りなさを感じている。
その一つに、私たちの発言はあまりにも相手をいたわりすぎていて、研究する上から見て厳しさが欠けている点が見受けられる。私たちの指向している研究がより正確であり、より客観性のあるものを求めているのであればある程、的確さに欠けたもの、不十分なものに対しては、もっともっと厳しい批判や指摘、また、意見が出されるべきである。私たちはその厳しさに耐え苦悶する中から、自らを肥やすものを吸収していくことが本当ではないのか…或る立派なものを産み出す仕事を志している時、厳しさに積極的に正対しないで、そこから何が産まれるのかの感が深い、創造的な仕事であればある程、自分の内部から求められる厳しさに、外部から要求される厳しさが加重されることから回避すべきではない。この厳しさに教師個人は勿論のこと、教師集団が力を結集して挑む時、その挑み方を導き出した考え方や、その実績に対しての批判に検討を加え、更に新しく意欲に燃えて挑み続けていく。こうした時、同生同苦、車座になって語る話は弾むだろうし、酌み交わす酒はさぞうかろうと思う」
 私は、新年度、こうした厳しい実践の中で、こんな楽しい学校の実績を夢見たいと…

栗山町南学田小学校 第4回 公開研究会 研究紀要(1970.10.9)

ガリ刷りなので、PCで打ち直しながら、勉強しようと思う。

ブログ中に散らばっている音源をまとめようと思う。

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